「愛は地球を救うのか？」24時間テレビと過ごすある夏の1日

小学生の夏休みの終わりに、夜更かししてテレビが見られる、特別な日があった。夏の風物詩である24時間テレビ「愛は地球を救う」は、日本テレビ開局25周年を記念し、1978年に放送開始。高齢者や障がい者、途上国の福祉の実情を伝え、寄付を募るチャリティー番組は、年に一度の放送を欠かすことなく、今年で第47回を迎える。今年のテーマは、「Will Love Save the Earth?（愛は地球を救うのか？）」。チャリティーTシャツのデザインを手掛けたのは、スタジオジブリの宮崎吾朗監督。1匹の犬のイラストとともに、「Will Love Save the Earth？」、「I have no idea.」、「What do you think？」というメッセージが綴られた。

目まぐるしく変化する世界にあっても、変わらないものがあること。同じ地球上に生きる誰かに思いを巡らすことが、明日を考えるきっかけになることを願って。Tシャツにじんわりと汗が滲む8月、若き3人の何気ない1日を写した。