レインボーフラッグの考案者 Gilbert Baker (ギルバート・ベイカー) が死去、享年65歳

LGBT のシンボルであるレインボーフラッグを考案した活動家でありアーティストの Gilbert Baker (ギルバート・ベイカー) が3月30日にニューヨークの自宅で死去した。享年65歳。

『Dazed』によると、1951年にアメリカ、カンザス州で生まれた同氏は、70年代にゲイ解放運動が活発に行われていたサンフランシスコに移住。米国で初めてゲイであることをカミングアウトして、選挙に当選した政治家 Harvey Milk (ハーヴィー・ミルク) の選挙活動のためのバナーを制作。1978年6月に開催されたプライド・パレードで、同氏がデザインしたレインボーフラッグが Harvey Milk によって初めて使用された。

現在、よく目にするレインボーフラッグは6色だが、Gilbert Baker が考案したオリジナルデザインは8色。ピンクはセクシャリティ、レッドは生命、オレンジは癒し、イエローは太陽、グリーンは自然、ターコイズは芸術、インディゴは調和、バイオレットは精神を表すという。

MoMA The Museum of Modern Artさん(@themuseumofmodernart)がシェアした投稿 – 2017 4月 1 10:58午前 PDT