鈴木親とサンディ・キムが撮影した「#GuccixDSM」のスペシャルムービーが公開

Gucci (グッチ) が Dover Street Market (ドーバー ストリート マーケット) 限定のスペシャルコレクションアイテムを発売するにあたり、鈴木親と Sandy Kim (サンディ・キム) が手掛けた2本のファッションフィルムが公開された。

Chikashi Suzuki and Taro Okagawa

鈴木親が岡川太郎と撮影したムービーは、50年間に及び人類と時代背景の関係を描き出しながら、個性をフィーチャーし作品の中で捕え続けてきた写真家・橋口譲二にオマージュを捧げたもの。2007年に出版された写真集『Couple』(文藝春秋) に掲載された彼の写真は、写実主義と窃視の狭間で議論を巻き起こした。本ムービーはこのコンセプトをもとに親密でパーソナルなシナリオで引き込み、街の雑踏を感させる作品に仕上がっている。モデルにはいま注目のニューヒロイン 紅甘 (ぐあま) が起用された。

Sandy Kim

また、1986年カリフォルニア生まれのフォトグラファーでありモデル、フィルムメーカーでもある Sandy Kim が手掛けたムービーは、“親密さ”という彼女の中核をなすコンセプトが反映された、「携帯でこっそり撮影しているかのように撮られた」作品に仕上がった。VHS ビデオの色彩にインスピレーションを受けて制作された同ムービーは、デジタルで機械的なスウィングレンズカメラで撮影されている。本作品は、スケーターの Sean Pablo (ショーン・パブロ) と Cruz Mendez (クルーズ・メンデズ)、モデルの Manon Macasaet (マノン・マカサエット)、フォトグラファーの Meekta らをプライベートまたは公共のスペースで捕え、ニューヨーカーたちが描き出す新しいウェーブの都会的な軌跡を描き出している。