Kering's "Women in Motion" 2018

本年度の「Women in Motion」アワードは Patty Jenkins (パティ・ジェンキンス) が受賞

Kering's "Women in Motion" 2018
Kering's "Women in Motion" 2018
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本年度の「Women in Motion」アワードは Patty Jenkins (パティ・ジェンキンス) が受賞

Kering's "Women in Motion" 2018

by Manaha Hosoda

Kering (ケリング) による第4回目「Women in Motion」アワードに米国出身の Patty Jenkins (パティ・ジェンキンス) 監督が輝いた。また、ヤング・タレント・アワードには、スペイン出身の Carla Simon (カルラ・シモン) 監督が選出された。

Kering (ケリング) による第4回目「Women in Motion」アワードに米国出身の Patty Jenkins (パティ・ジェンキンス) 監督が輝いた。また、ヤング・タレント・アワードには、カタルーニャ出身の Carla Simon (カルラ・シモン) 監督が選出された。

「Women in Motion」は、Kering とカンヌ映画祭のパートナーシップのもと2015年よりスタートしたトークとアワードで構成されるプログラム。近年、「#metoo」運動にはじまり、女性を取り巻く諸問題が取りざたされている映画業界のスクリーン上や制作者側における女性の地位をめぐる議論を活発化させ、その動きを反映するように促すことを目的としたこの働きは、現在カンヌ映画祭の公式プログラムとして欠かせない存在となっている。

今年もまた、映画界とメディアから300人以上のゲストを迎え、「Women in Motion」トークが開催。ゲストには、女優の Carey Mulligan (キャリー・マリガン) や Emilia Clarke (エミリア・クラーク)、Aissa Maiga (アイサ・マイガ)、Salma Hayek Pinault (サルマ・ハエック=ピノー) らが参加。「スクリーンで女性が不完全な人物を演じることはめったにありません。つまり、女性は少なからず検閲の対象だということです。(中略)私は女性が原作の中で不埒なキャラクターである役を何度か演じたことがあります。しかし、そのシーンは編集の過程でカットされました。その理由を尋ねると、『善良ではない女性を大衆は好まない』と言われました。」とスピーチ中に問題提起した Carey Mulligan は、「議論がなされることは良いことです。しかし、具体的なアクションへとつなげていくことがより重要です」と語った。

また、カンヌ国際映画祭の期間中である5月13日にはディナーが開催され、「Women in Motion」アワードの受賞者が発表された。本年度の同アワードが贈られたのは、『ワンダーウーマン』で女性監督作品としては史上最高の興行収入を記録した Patty Jenkins。また、日本でも7月下旬に公開予定の『悲しみに、こんにちは』で長編映画監督デビューを果たした Carla Simon にヤング・タレント・アワードが贈られ、5万ユーロの資金援助が授与された。ディナーには Isabelle Huppert (イザベル・ユペール) や Diane Krüger (ダイアン・クルーガー)、Léa Seydoux (レア・セドゥ)、Kristen Stewart (クリステン・スチュワート)、Chloë Sevigny (クロエ・セヴィニー)ら錚々たる顔ぶれが揃い、受賞者を祝福した。

HP:www.womeninmotion.com

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