アレキサンダー・マックイーン、新たなコンセプトの旗艦店がロンドンにオープン

Alexander McQueen (アレキサンダー・マックイーン) が旗艦店をロンドンのオールド ボンド ストリートにオープンした。

同店は、クリエイティブ ディレクターである Sarah Burton (サラ・バートン) が監修した旗艦店。南米を代表するチリの建築家　Smiljhan Radic (スミルハン・ラディック) とのコラボレーションのもとデザインされた新しいコンセプトのブティックとなっている。1階はウィメンズ、2階はメンズフロアとなっており、3階は写真やアートワークを通して Alexander McQueen のクリエイションを体感できる空間に。今後、エキシビションの開催や学生達との対話などに使用される予定だ。

店内は、多くのマネキンを配置することで、ランウェイの空間を感じる空間に仕上げられている。Alexander McQueen が大切にする自然への敬意を表し、オークやウォールナットなど様々なトーンの木材が使用されており、随所に見られる直線やカーブなどは人間の身体や自然の風景を想起させる。またブランドが誇るクラフツマンシップの技術は革新的で幻想的なデザインに。店内に並ぶガラスの円柱は各フロアを繋げるように通っており、光の反射を生み出している。また内装や外装にはコレクションのムードを反映したシーズン毎に異なるファブリックが用いられ、常に変化を続けていく。なんとこのファブリックはブランドのアトリエで Sarah Burton とデザインチームが制作、刺繍を施すというから驚きだ。他にもチリ人アーティストの Marcela Correa (マルセラ・コレア) によるアラバスター(石花石膏)やブロンズ、花崗岩、木材といった素材を用いた彫刻も配置される。

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ドキュメンタリー映画の公開も控えるなどますます注目を集める Alexander McQueen の世界観を存分に堪能できる新たな旗艦店、近くに立ち寄った際には是非とも一度足を運んでみてはいかがだろうか。