elein fleiss
publishes her first book "Elein’s Diary"

『purple』を生み出した世界的に有名な編集者、エレン・フライス初の著作『エレンの日記』がアダチプレスより出版

Photo Elein Fleiss

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『purple』を生み出した世界的に有名な編集者、エレン・フライス初の著作『エレンの日記』がアダチプレスより出版

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publishes her first book "Elein’s Diary"

90年代に創刊された伝説的な雑誌『purple』を生み出した編集者 Elein Fleiss (エレン・フライス) 初の著作となる『エレンの日記』がアダチプレスから刊行される。本書は、Elein Fleiss が2001年から2005年にかけてファッション誌『流行通信』で掲載していた人気連載「Elein’s Diary」をまとめたファン待望の一冊となっている。

『エレンの日記』表紙

『エレンの日記』は、『purple』共同創設者 Olivier Zahm (オリヴィエ・ザーム) と袂を分かち、“私的なジャーナリズム”を志向した個人雑誌『HÉLÈNE』『The Purple Journal』の立ち上げに挑戦していた時期の Elein Fleiss の心境や彼女のゆるぎない美学を垣間見ることができるエッセイ38篇で構成。

薄っぺらな流行や商業主義を拒否しながら、自らの感受性を信じ、常に美しさを追い求めた“孤高の編集者”である彼女の東京や香港、ブラジル、イタリアなど世界各国への旅、アーティストたちとの交流、ファッション・映画・文学への情熱などが綴られている。

登場人物も Mark Borthwick (マーク・ボスウィック) や Anders Edström (アンダース・エドストローム)、大類信、Susan Cianciolo (スーザン・チャンチオロ)、Patti Smith (パティ・スミス)、Maurizio Cattelan (マウリツィオ・カテラン)、前田征紀、村岡久美子など実に豪華な顔ぶれ。現在は写真作家としても活躍する彼女が撮影した写真も150点以上収録されている。翻訳は、個人雑誌『here and there』発行人でライターの林央子。

本書の刊行を記念して、2月29日には Elein Fleiss と本書の編集を手掛けた平岩壮悟によるスペシャル・トークイベント「『Purple』とエレンの編集・文章・写真術」が下北沢の書店B&Bにて開催予定。当日は、サイン会も催され、ここでしか手に入らないエレンの撮り下ろしポラロイド写真付きの『エレンの日記』スペシャルエディションが数量限定で発売される模様。詳細は、コチラより確認していただきたい。