「写真とファッション 90 年代以降の関係性を探る」 展が会期延長決定
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「写真とファッション 90 年代以降の関係性を探る」 展が会期延長決定
“Photography and Fashion Since the 1990s”
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開催休止となっていた東京都写真美術館の 「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」 展が、7月19日までの会期延長を決定した。6月2日にオープンする。
「写真とファッション」 をテーマに、1990 年代以降におけるその関係性を探る本展。長年にわたりファッションとアートの世界を見つめてきた林央子氏が監修を務め、出展は Anders Edström (アンダース・エドストローム)、髙橋恭司、Elein Fleiss (エレン・フライス)、前田征紀、PUGMENT (パグメント)、ホンマタカシの6作家。写真・映像・インスタレーションによる101点の作品が揃う。
Anders Edström、髙橋恭司の写真作品、『Purple』『here and there』 の資料展示に加え、未公開の新作も多数展示される。90年代のインディペンデントな雑誌を象徴する『Purple』を生み出した編集者 Elein Fleiss は、現代美術家の前田征紀 (COSMIC WONDER 主宰) と本展のために取り組んだという新作コラボレーションを発表。また、ファッション分野を越えて今も精力的に発表を続けるホンマタカシは、90年代生まれの2人が手がけるファッションレーベル PUGMENT とともに、美術館初公開となるコラボレーション作品に取り組んでいる。
東京都写真美術館は、2月29日からの臨時休館を経て、約3ヵ月ぶりの再開。入館時の検温、マスク着用、「3密」を避けるための入場制限及びソーシャルディスタンスの確保など、関連のガイドラインを踏まえながらの開館となる。