chanel
Spring-Summer 2021 Haute Couture collection

晴れ舞台を鮮やかに彩るシャネルの家族愛、2021年春夏 オートクチュール コレクション

©CHANEL

chanel Spring-Summer 2021 Haute Couture collection
chanel Spring-Summer 2021 Haute Couture collection
News/

晴れ舞台を鮮やかに彩るシャネルの家族愛、2021年春夏 オートクチュール コレクション

chanel
Spring-Summer 2021 Haute Couture collection

「大々的なショーを開催することはができないので、何か他に策がないかと感じていました。そこで私は、 少人数が列を成してグラン パレの階段を降り、花のアーチをくぐるアイデアを思いつきました。家族が集う セレブレーション、例えば結婚式のように・・・」

1月26日に発表された CHANEL (シャネル) 2021年春夏 オートクチュール コレクションについて Virginie Viard (ヴィルジニー・ヴィアール) は以下のように語っている。
「私は家族が大勢集まる場が大好きです。さまざまな世代が一同に集うことで、とても温かな気持ちに なります。今のシャネルにも同じスピリットがあります。シャネルもまた、1 つの家族のようなものだからです。」

©CHANEL

これまで以上にポジティブなムードに包まれた CHANEL 2021年春夏 オートクチュール コレクション。ロマンチックな「Be My Baby」に乗せて、満開のバラが咲き乱れるアーチから繰り出したのは、花冠にベール、大きく波打つチュールやフリル、輝きを放つスパンコール、そして白馬。夢にまで出てきそうなハッピーウェディングの情景だ。

グラン パレでのショーフィルムのディレクションを手がけたのは、Anton Corbijn (アントン・コービン)。第60回カンヌ映画祭カメラ・ドール(特別表彰)を受賞した Ian Curtis (イアン・カーティス) の伝記映画『コントロール』などで知られ、“伝説のロック・フォトグラファー”と謳われるオランダ出身の写真家、グラフィックデザイナー、映画監督だ(今春にはドキュメンタリー映画が公開予定)。

同氏は、リニューアルされたばかりのカンボン通り31番地のオートクチュール サロンを舞台に、本コレクションを撮影。このサロンの新たな内装は Jacques Grange (ジャック・グランジ) が手がけており、マドモアゼル シャネルがコロマンデル屏風や、ゴッサンスによる麦の穂のデザインのテーブルを飾っていた 当時のサロンのフェミニンな魅力にインスパイアされたデザイン。「モデルたちを集めて、フォトアルバムで見るような家族写真を撮りたいと考えました」 という Virginie Viard の希望のもと、家族のポートレートのようなスタイルを採用したフォトシリーズが誕生した。

登場するのは、Marion Cotillard (マリオン・コティヤール) や Penélope Cruz (ペネロペ・クルス)、Vanessa Paradis (ヴァネッサ・パラディ)、Lily-Rose Depp (リリー=ローズ・デップ)、Alma Jodorowsky (アルマ・ホドロフスキー) らメゾンのアンバサダーや Joana Preiss (ジョアナ・プライス)、Izïa Higelin (イジア・イジュラン) ら CHANEL ファミリー。特に注目したいのは、サロンにある伝説的な鏡張りの階段で撮影され、まるで花嫁が1920年代の写真から飛び出してきたかのようなクチュールピースのひとつ。ヴェールを被り、淡いベージュ色のサテン クレープのトレーン付きロングドレスを着用。このドレスには、メゾンが誇るアトリエ、ルサージュがストラスやパールで バタフライの刺繍を施している。

クチュールコレクションだけあって、CHANEL のパートナーであるメゾンダールの卓越した職人技が集結。アトリエ モンテックスは、パール グレーのチュールで作られたロングドレスにマクラメ刺繍を施し、オーガンザのフリルがあしらわれたツイードのリトル ブラック ドレスには、ルマリエが手掛けた繊細な羽根飾りが。

夏のイヴニングパーティーでの解放感あるダンスというアイデアから出発し、全体にラッフルをあしらったボレロにクレープジョーゼットのフリルが何重にもペールピンクのドレスに重ねられ、ペティコートで動きを表現。取り外しが出来る白いデイジーのレースのロングスカートは、同素材のケープ付きドレスの上に重ねることで、 脚の動きを開放する。また、メンズのウェストコートからインスパイアされたパンツ スーツのジャケットからも、他のルック同様に動きが表現されている。

足元には、まるでタンゴダンサーが履くようなダブルストラップのバイカラーメリージェーン シューズや 細いゴールドのキルティング モチーフで装飾したウェッジヒールのブーティをコーディネート。まるで今にも踊りだしたくなるようなコレクションに仕上げられている。

「私は常に女性たちが自分のワードローブにどんなアイテムを加えたいのかと考えています」という Virginie Viard の思いに共鳴したセレブリティたちによる会談の様子も CHANEL から到着。 Caroline de Maigret (カロリーヌ・ド・メグレ) が司会をつとめ、おのおのの思い出やメゾンのクリエーションが語られた映像は必見だ。

share