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伝説の『アクネ ペーパー』が復活!錚々たるクリエイター陣が手がけたアーカイブを一挙に収録した総集本が発売へ

© Acne Studios

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伝説の『アクネ ペーパー』が復活!錚々たるクリエイター陣が手がけたアーカイブを一挙に収録した総集本が発売へ

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Acne Studios (アクネ ストゥディオズ) が『Acne Paper (アクネ ペーパー)』のアーカイブを再編した総集本を7月9日に発売した。編集を手掛けたのは、クリエイティブディレクターの Thomas Persson (トーマス・パーソン)。世界的な知名度を誇るクリエイターたちが名を連ねるコレクターズアイテムとなっている。

『Acne Paper』は、Acne Studios が2005年から2014年まで年2回発行したパブリケーション。ルックブックといった従来のブランドがリリースする印刷物とは一線を画し、写真、芸術、文学、ジャーナリズムをはじめとする多様な分野を網羅し、タイムレスなテーマを探求。世代を代表するアーティスト達が多くの作品を発表し、洗練されたアートディレクションと印刷物としてのクオリティも高く評価され、発行期間は短いながらも大きな影響力を誇った。

今回、全568ページというボリュームでカムバックを果たした総集本は、David Bailey (デヴィッド・ベイリー)、Saul Leiter (ソール・ライター)、Sarah Moon (サラ・ムーン)、 Snowdon (スノードン)、Irving Penn (アーヴィング・ペン)、Paolo Roversi (パオロ・ロヴェルシ) ら伝説的な写真家達のアーカイブを収録。Roe Ethridge (ロー・アスリッジ)、Jamie Hawkesworth (ジェイミー・ホークスワース)、Julia Hetta (ジュリア・ヘッタ)、Viviane Sasse (ヴィヴィアン・サッセン)、Sølve Sundsbø (ソルヴァ・スンツボ) と第一線で現在活躍する写真家たちも名を連ねている。

また、Azzedine Alaïa (アズディン・アライア)、 Isabelle Huppert (イザベル・ユペール)、 Alejandro Jodorowsky (アレハンドロ・ホドルフスキー)、 Kim Jones (キム・ジョーンズ)、David Lynch (デヴィッド・リンチ)、 Malcolm McLaren (マルコム・マクラーレン)、 Arthur Mitchell (アーサー・ミッチェル)、 Glenn OʼBrien (グレン・オブライエン)、Hans Ulrich Obrist (ハンス・ウルリッヒ・オブリスト)、 Tilda Swinton (ティルダ・スウィントン)、 Gillian Wearing (ジリアン・ウェアリング) といったファッション界、映画界、アート界のオーソリティたちの改めて読み直したいインタビューやエッセイなども目白押し。Sarah Mower (サラ・モーア)、Vince Aletti (ヴィンス・アレッティ)、Robin Muir (ロビン・ミューア) によるエッセイも新たに加えられ、表紙と巻頭ストーリーではアーティストの Christopher Smith (クリストファー・スミス) が自身のセルフポートレイト作品を通してこれまで発行された1~15号までの各テーマ (TheCity、Escapism、Education、Playfulness、Elegance、 Exoticism、Tradition、Eroticism、Art and Spirituality、Legendary Parties、The Studio、Youth、The Body、Manhattan、The Actress)をアーティスティックに再解釈するなど読み応え抜群の内容となっている。

Acne Studios クリエイティヴ・ディレクター Jonny Johansson (ジョニー・ヨハンソン) は以下のようにコメント。
「こんな素晴らしい雑誌になるなら、こんな素晴らしい出会いと体験があるなら、 そして、こんなにも終わりが寂しいなら……、 きっと、雑誌など始めなかったでしょう。」

また、本誌の編集長でありクリエイティヴ・ディレクターの Thomas Persson は以下のように語っている。
「『アクネペーパー』は、素晴らしい才能を持った人達が力を合わせて、 愛情を込めて制作した雑誌です。 これほど文化的に多様な人達と、その表現と知識とが、一つの雑誌に集められたことは、 これまで恐らく無かったことでしょう。」

Dover Street Market Ginza (ドーバー ストリート マーケット ギンザ) では期間限定のインスタレーションも開催中。ぜひこの機会に直接手にとってみてはいかがだろうか。