都会の喧騒を離れて、トゥ エ モン トレゾアと過ごす初夏。サマー・レジデンシー・ショップが熱海で開催
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都会の喧騒を離れて、トゥ エ モン トレゾアと過ごす初夏。サマー・レジデンシー・ショップが熱海で開催
Tu es mon Tresor
summer residency and shop "1977-"
佐原愛美によるデニムブランド Tu es mon Tresor (トゥ エ モン トレゾア) が熱海にてサマー・レジデンシー・ショップ「1977-(イチ・キュー・ナナ・ナナ)」を期間限定でオープンする。また、東京・白金台の BIOTOP (ビオトープ) でも「1977-」の空間と限定商品が楽しめるポップアップショップが開催される予定だ。
「美しい暮らしの風景の一部として、服を想像することに関心があります。」
Tu es mon Tresor が「美しい暮らしとは何かを考える、新たなきっかけが生まれますように」という想いを込めたサマー・レジデンシー・ショップ「1977-」の舞台は、日本を代表する建築家・吉村順三が設計を手掛けた個人邸宅。かつてはみかん畑がひろがっていたという高台の1000坪の敷地にたつ、300平米を誇る邸宅からは、目の前に雄大な太平洋を望むことができる。
吉村順三の創造性に深い敬意を抱いていたデザイナーの佐原のビジ
「美しい暮らしとは何か?それは時代々々で人々が考え続けてきたことです。私達は、1977年に竣工した、一人の日本人建築家が設計した邸宅を出発点に、美しい暮らしの新しい可能性について探求を始めました。窓から海を眺めたり、煉瓦の壁に触れたり、絨毯敷きの床に寝転んだり、部屋や建具の寸法を測ったり、そうすることで、自分が経験し得なかった時間に思いを馳せ、歴史の実感を得ようとしながら、新しい暮らしのための着想を見出そうとしました。」
今回の試みについて佐原愛美は以下のように語っている。
「私達はこれまでも、女性写真家とのコラボレーションにより、 彼女達の創造性によって服が空間的な広がりを持って現れることに度々驚かされてきました。このような経験から、私達が制作しているジーンズという日々の暮らしの装いを、もっと広い認識で捉えてみたいと考えました。服を単一の要素としてではなく、暮らしの空間に存在する色、形、素材、光、身体、時間、感情……、それらを一体のものとして思い浮かべながら、美しい暮らしの風景の一部として服を想像しようとする試みです。」