デヴィッド・シムズが娘を撮影。クレージュの22秋冬キャンペーンが公開
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デヴィッド・シムズが娘を撮影。クレージュの22秋冬キャンペーンが公開
Courrèges
FW22 Collection Campaign
Courrèges (クレージュ) が2022年秋冬コレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。髪を風になびかせ、缶を片手に動き回るタレントたちを捉えたのは、世界的に有名なフォトグラファー兼映画監督の David Sims (デヴィッド・シムズ) 。また、スタイリングを Marie Chaix (マリー・シェクス)、キャスティングディレクションを Piergiorgio Del Moro (ピエルジョルジオ・デル・モロ)、ヘアメイクを Duffy (ダフィー)、メイクアップを Lucia Pieroni (ルチア・ピエロニ)、マニキュアを Ama Quashie (アマ・クアシェ) を手掛け、ゴールデンチームの手腕が発揮された。
本キャンペーンは昨年の3月に発表された、くしゃくしゃの銀色の缶を四角く囲んだコレクションへのオマージュであり、1973年にブランド創立者のAndré Courrèges (アンドレ・クレージュ) がパリの車の廃品置き場で発表したコレクションと、同氏へ敬意を捧げている。そこで表現されているのは、Courrèges の根本にある勇気、コミットメント、楽観主義という価値観だ。
初めて父親による撮影を経験した David Sims の娘、Stevie Sims (スティービー・シムズ) や、ベルギーを代表するモデルの Anne-Catherine Lacroix (アンヌ=カトリーヌ・ラクロワ) のほか、Loli Bahia (ロリ・バイア) 、Miko Foy (ミコ・フォイ)、Elijah Etlen (イライジャ・エトレン) など多種多様なモデルが起用。
アーティスティックディレクターのNicolas Di Felice (ニコラス・デ・フェリーチェ) は今回の David Sims の起用について下記のように述べている。
「私はデヴィッドのイメージとともに育ちました。彼の作品には、パーソナルで、ほとんど感情的な響が常にあります。コレクションを重ねるごとに、自分自身を少しずつ明らかにしていく今、彼に依頼するのは自然な選択でした。この作品はファッションの物語ですが、そのほとんどは姿勢とビジョンに関するものです。彼がすべてのプロジェクトに注ぐエネルギーと情熱は、インスピレーションと未来への展望の源となるものです。それゆえ、希望の象徴である『フィンガーズクロス』があるのです。」