Like a dove, like a snake, the setting sun
by akio kondo

小説家・太宰治の生き様を投影した名作が映画化へ『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』

©2022 『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会(オフィス近藤 アップサイド 実正寺 スペースT ぱあとなあ ハーモニー ライジングシネマ 山梨日日新聞社 山梨放送)

Like a dove, like a snake, the setting sun by akio kondo
Like a dove, like a snake, the setting sun by akio kondo
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小説家・太宰治の生き様を投影した名作が映画化へ『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』

Like a dove, like a snake, the setting sun
by akio kondo

1947年に出版し、“斜陽族”という言葉が生まれるほど今もなお若い世代に読み継がれる太宰治の『斜陽』(1947) が執筆から75年の歳月を経て映画化へ。2022年11月4日より全国公開が予定されている。The Fashion Post では本作の公開を記念して、全国で利用できるムビチケをプレゼント。記事を確認のうえご応募ください。

メガホンをとったのは、甲府市出身の故・増村保造監督の助監督を務めていた近藤明男。増村監督と脚本家の白坂依志夫が遺した『斜陽』脚本をもとに本作の脚本を仕上げた。ヒロインのかず子を本作が映画デビューとなるモデル出身の宮本茉由、彼女が想いを寄せる売れっ子作家・上原を安藤政信が演じ、戦後の日本を舞台に“恋と革命の物語”が綴られる。母・都貴子を水野真紀、弟・直治を奥野壮、さらに柄本明、萬田久子、田中健ら実力派の面々が脇を固める。

昭和20年の日本を舞台に描かれた本作は、没落貴族の娘・かず子と彼女が想いを寄せる売れっ子作家との道ならぬ恋を綴った人間ドラマ。青森の富裕な大地主の第十子六男として産まれた、太宰治の生き様を様々な登場人物に投影させた小説『斜陽』は、太平洋戦争に敗れ、それまでの生活や価値観が大きく変わらざるを得なかった時代を背景に描かれている。様々な政治不安や不況、そしてなによりも生活や人間関係を一変させたコロナ禍の下の現代で、本作『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は、旧来の価値観と抵抗し、自らの真情を貫くヒロインを描く。やがて来るであろう明日への希望を謳い上げてくれる作品だ。

『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は、10月28日よりTOHOシネマズ甲府、シアターセントラルBe館にて先行公開、11月4日よりTOHOシネマズ日本橋ほかで全国公開。また、本作の公開を記念して、THE FASHION POST では全国で利用できるムビチケを6名様にプレゼント。

応募方法はコチラからお友達登録をしてチェックして。締切は 2022年10月30日(日)20時まで。