映像とアートの国際フェスティヴァル。恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」開催
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映像とアートの国際フェスティヴァル。恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」開催
Yebisu International Festival
for Art & Alternative Visions 2023, ”Technology?”
2009年以来、映像とアートの複合的なプレゼンテーションを年に1度おこなってきた「恵比寿映像祭」。15回目を迎える今回は「テクノロジー?」をテーマに、トークやイベント、映像インスタレーションなど多彩なプログラムが開催される。会期は2月3日から2月19日まで
「恵比寿映画祭」は、映像という言葉を限定的に用いるのではなく、映像をめぐる様々な選択肢に目をむけ、多様化する映像表現と映像受容の在り方をあらためて問い直してきた。ロゴには、映像をめぐって、ひとつではない答えをみんなで探していこう！という「恵比寿映画祭」の基本姿勢がオープンなフレームとしてカッコに託されている。
15回目となる今回のテーマは「テクノロジー?」。私たちが日常目にする映像技術の目まぐるしい発展をふまえ、時代ごとにアートに技術がどのような関係のなかで表現を生み出してきたかを考察し、テクノロジーにあふれた現代を考えるヒントを探っていく。
宗教や死生観、脳科学、神経科学などの問題が絡み合う世界を強烈なヴィジュアルを通して表現してきた LU Yang (ルー・ヤン) や、独自の撮影手法とシンプルな仕掛けで映像作品を生み出す越田乃梨子など、多様な146名もの作家が参加し、映像とは何かという問いに各々の視点でこたえた内容となっている。
ルー・ヤン〈DOKU（ルー・ヤンのデジタル転生）〉2020年～［参考図版］ 出品協力：スパイラル／株式会社ワコールアートセンター
越田乃梨子《机上の岸にて》
ジョナス・メカス《アンディ・ウォーホルの授賞式》
エメット・ゴーウィン《ソルトン海の縁、カリフォルニア州》
ロール・アルバン゠ギヨー《大麦の根(断面)》
杉浦邦恵《ボタニクス 13, 1989》
エンネ・ビアマン《私の子供》
山沢栄子《物体》
ジョナス・メカス《Williamsburg, Brooklyn》
マリー・メンケン《Go Go Go》
ペギー・アーウィッシュ《The Falling Sky》
飯村隆彦《Ai (Love)》
井口奈己《犬猫(8mm)》
牧原依里・雫境(DAKEI)《LISTEN リッスン》
深川勝三《たき火》
牧原依里《田中家》
八幡亜樹《TOTA》
にいやなおゆき《乙姫二万年》
金子勲矩《Magnified City》
梅沢英樹＋佐藤浩一《Echoes from Clouds》
荒木悠 《仮面の正体（海賊盤）》
野老朝雄、平本知樹、井口皓太《FORMING SPHERES》
《See me in Depth》
葉山嶺 《Hollow-Hare-Wallaby》
大木裕之 《meta dramatic 劇的》
Houxo QUE《Death by Proxy#1》
細倉真弓 《digitalis#10》
築地仁〈写真像〉より
実験工房 オートスライド《試験飛行家W・S氏の眼の冒険》
北代省三《浜離宮》
フィオナ・タン《リフト》
金仁淑《Eye to Eye》
また「恵比寿映像祭2023」では「恵比寿映画祭 コミッション・プロジェクト」をはじめとするいくつかの新しい試みが開始する。「恵比寿映画祭 コミッション・プロジェクト」は、日本を拠点に活動するアーティストに制作委嘱した映像作品を「新たな恵比寿映画祭」の成果として発表するもの。今回は、新しい技術や表現方法だけではなく、各ライフステージのなかで挑戦を続ける多様な作家たちの中から選ばれた新進気鋭の4人が「恵比寿映像祭2023」にて作品を展示する。
©︎Yu ARAKI
©︎Hayama Rei
©︎Kim Insook
©︎Oki Hiroyuki
自由に参加できるオープンワークショップやライブイベント、トークイベントに星占いガイダンスなど、多様多種なイベントを体験しに恵比寿へ足を伸ばしてみてはいかがだろうか？