サカイの世界がひろがる、阿部千登勢をゲストキュレーターに迎えた『A Magazine Curated By』最新号

第25号となる『A Magazine Curated By』では、英語・日本語のバイリンガルで sacai の文化的かつ創造的な側面を紐解く。ブランドと交流のある個性豊かな面々を迎え、東京からロサンゼルスまで国境を越えたポートレートシリーズから、シェフ、工業デザイナー、建築家、アーティスト、ライター、ビジネスアナリストによるコミッション・プロジェクトまで、sacai の背景にあるそのコミュニティとハイ・コンセプトの世界に迫る。

Rashida Jones by Noua Unu Studio, featured within sacaiTHEpeople

Rashida Jones、忽那汐里、Edison Chen、モデルの Qin Shupei (チン・シューペイ)、アーティストの Dr. Woo (ドクター・ウー)、窪塚洋介、音楽プロデューサー Michel Gaubert (ミシェル・ゴベール)、Karl Templer、伝説のセレクトショップ Colette (コレット) の創設者である Sarah Andelman (サラ・アンデルマン)、The Roots (ザ・ルーツ) の Black Thought (ブラック・ソート) ら著名人が、それぞれの私物コレクションを身にまとい、一流のフォトグラファーたちによって撮影。

さらに、Craig McDean が Julia Nobis (ジュリア・ノビス) をニューヨークで撮影。Karl Templer がスタイリングを手掛け、2023年秋冬コレクションにくわえ、Cartier (カルティエ) と阿部千登勢により誕生した限定ジュエリーコレクション「CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE of sacai」をフィーチャー。Eadweard Muybridge (エドワード・マイブリッジ) にインスパイアされたというファッションストーリーは必見だ。

Julia Walking (After Muybridge) by Craig McDean & Karl Templer

本誌では、アート、建築の話題を中心とした東京発のインディペンデントマガジン『TOO MUCH Magazine』ともコラボレーション。2023年4月にリニューアルオープンしたことが記憶に新しい sacai の旗艦店「sacai Aoyama」の大規模な改装を手がけた日本の著名な建築家、藤本壮介と関祐介へのインタビューを通じて、sacai と建築とのつながりを探る。

インタビューコンテンツでは、さらに sacai の2018年春夏メンズ・コレクションでコラボレーションを果たしているアメリカ人コンセプチュアル・アーティストの故 Lawrence Weiner (ローレンス・ウェイナー) へのオマージュとして、キュレーターである Hans Ulrich Obrist (ハンス・ウルリッヒ・オブリスト) との新たなインタビューと、Lawrence Weiner との歴史的な対談を収録。巻頭には、東京を拠点とするカウンセラーの Josephine Creighton (ジョセフィン・クレイトン) による阿部千登勢と sacai のクリエイティブ・アドバイザーを務める源馬大輔のインタビューを掲載している。

また、「食」のストーリーも三部作『saCOOKBOOK』として展開。京都の老舗和菓子屋のとらや、ミシュラン二つ星シェフの成澤由浩、ニューヨーク・ブロンクスを拠点にする3人組のフードコレクティブ Ghetto Gastro (ゲットー・ガストロ) が本号のために制作したというコンセプト、そして料理にも注目したい。

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他にも読み応え抜群のコンテンツが凝縮され、Craig McDean によるプリントが1枚差し込まれるなど、まさに渾身の一冊ともいうべき『a magazine curated by sacai』。7月5日には、本号のために制作された限定Tシャツも発売。マガジンのカバーでも印象的なウルトラマリンブルーを用いた”A”をフロントに、内側に”Magazine”、バックに sacai のロゴの一部があしらわれたユニセックスなデザインで、ホワイトとブラックの2色が展開。sacai Aoyama とオンラインで先行発売され、7月6日から Dover Street Market Ginza (ドーバー ストリート マーケット ギンザ) 内の BIBLIOTHECA (ビブリオテカ) と代官山蔦谷でも販売予定となっている。

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