英国アートムーブメント「YBA」の精神を再解釈。バーバリーが日本の若手アーティストを紹介するプログラム「YJA」をスタート
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英国アートムーブメント「YBA」の精神を再解釈。バーバリーが日本の若手アーティストを紹介するプログラム「YJA」をスタート
burberry launches
"yja" program to support emerging japanese artists
BURBERRY (バーバリー) が、日本を拠点とする若手アーティストを紹介する新プログラム「YJA (Young Japan-based Artists)」を発表した。同プログラムの幕開けに、顧剣亨 (コ・ケンリョウ) と䑓原蓉子の作品を、京都市京セラ美術館での展覧会「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」の関連プログラムとして、9月6日まで展示している。
新プログラム「YJA」は、1990年代の英国において、既成概念にとらわれない表現で現代アート界に大きな影響を与えた「YBA (ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)」の精神を、グローバルな現代的視点から再解釈して生まれた。今回紹介されるのは、近年注目を集める顧剣亨と䑓原蓉子の2人。顧剣亨は、京都を拠点とする現代美術家・写真作家で、複数のデジタル写真を手作業によりピクセル単位で編み込む、「デジタル・ウィービング」という独自の手法を用い、異なる時間や場所、風景を再構築した作品を制作している。一方、䑓原蓉子は、織られた絵画という意味の「ウーブン・ペインティング」と称される手法で、身近な生と死のイメージをテキスタイルやウールで表現するアーティストである。
両者に共通するのは、自然界を主題に、人間と環境との関係性を探求していること。この視点は、「天候は私たちの感情や内面を映し出す存在」という BURBERRY の思想とも共鳴する。また、展示作品に取り入れられたテキスタイルの加工や織りの技法は、過酷な天候から人々を守る素材「ギャバジン」を象徴とする、BURBERRY のテキスタイルの伝統ともリンクしている。この展示にあたって顧剣亨は、「作品は、気候や時間によって形成されるダイナミックなシステムとしての森林を描いており、固定された風景ではなく、自然と環境の関係性が可視化される瞬間を捉えています」と語った。
2人の作品は、展覧会「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」の会場、京都市京セラ美術館 新館 東山キューブのエントランスエリアにて、9月6日(日)まで展示中。若手アーティストの創造性を支える「YJA」の今後の展開にも注目したい。











