バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパーの肖像を捉えたドキュメンタリー映画が日本初公開
News
バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパーの肖像を捉えたドキュメンタリー映画が日本初公開
Documentary Film Of Sam Peckinpah To Be On Screen From September 26
映画監督 Sam Peckinpah (サム・ペキンパー) の足跡を辿る日本初上映のドキュメンタリー映画『サム・ペキンパー 情熱と美学』が、9月26日 (土) から渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
映画監督 Sam Peckinpah (サム・ペキンパー) の足跡を辿る日本初上映のドキュメンタリー映画『サム・ペキンパー 情熱と美学』が、9月26日 (土) から渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
革新的なスローモーション撮影によるバイオレンス描写で知られるサム・ペキンパーは、1925年にアメリカで生まれた映画監督。代表作に、西部の男たちの壮絶な銃撃戦をスローモーションを多用し描いた『ワイルドバンチ』やSteven McQueen (スティーヴ・マックイーン) 主演の男と女の逃走劇『ゲッタウェイ』、戦争の狂気と人間の残酷さを描いた『戦争のはらわた』などがある。
『サム・ペキンパー 情熱と美学』の監督を務めたのは、日本未出版であるペキンパーのフォトブック『PASSION & POETRY SAM PECKINPAH IN PICTURES』を製作した映画史家で映画製作者のMike Siegel (マイク・シーゲル)。シーゲルが、eBay (イーベイ) で私財の一部を売り、その資金と情熱で撮り上げたという本作では、映画製作やハリウッドでのスキャンダルに関してペキンパー自らが語っている映像に加え、これまで事実と思われていた事件の検証や、商業主義の製作現場との対立が多くプロデューサーとのトラブルも多かったペキンパーの生涯が捉えられている。
<映画情報>
『サム・ペキンパー 情熱と美学』
原題: Passion & Poetry: The Ballad of Sam Peckinpah
監督: マイク・シーゲル
出演: サム・ペキンパー、アーネスト・ボーグナイン、ジェームス・コバーン、クリス・クリストファーソン、R・G・アームストロング、センタ・バーガー、アリ・マッグロウ、イセラ・ベガ、L・Q・ジョーンズ、マリオ・アドルフ、デイヴィッド・ワーナー、ボー・ホプキンス、ヴァディム・グロウナ、ロジャー・フリッツ、ガーナ―・シモンズ、ルピタ・ペキンパーほか
ナレーション: モンテ・ヘルマン
字幕翻訳: 西村美須寿
監修: 根岸邦明
2005年/ドイツ/カラー/ドキュメンタリー作品/120分
提供: マクザム/太秦
配給・宣伝: 太秦
©2005-2015 El Dorado Productions. All rights reserved.
HP: www.doc-peckinpah.com
2015年9月26日 (土) よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開