「世界で最も危険なグループ」と形容されたN.W.A.の真実描く映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』が公開

©2015 UNIVERSAL STUDIOS

N.W.A.の真実の物語を描く映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』が、12月19日 (土) より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国で順次公開中だ。

Niggaz Wit Attitudes こと N.W.A. は、Eazy-E (イージー・E) 、MC Ren (MC レン)、DJ Yella (DJ イェラ)、Ice Cube (アイス・キューブ)、Dr. Dre (ドクター・ドレー)、Arabian Prince （アラビアン・プリンス) によって、アメリカ・カリフォルニア州の危険地帯コンプトンで1986年に結成されたヒップホップグループ。

『Fuck Tha Police』などが収録されている1988年に発表されたN.W.A.のデビューアルバム『Straight Outta Compton』は、オブラートに包まずに真実を突く過激なリリックで累計300万枚を超える大ヒットとなり、警察によるライブ監視やFBIからの警告状など、「世界で最も危険なグループ」と形容されるようになった。

劇中では、アイス・キューブを実の息子 O’Shea Jackson Jr. (オシェア・ジャクソン・Jr) が熱演しているほか、1995年に亡くなったイージー・E と共にRuthless Records (ルース・レコード) を設立した Jerry Heller (ジェリー・ヘラー) を Paul Giamatti (ポール・ジアマッティ) が演じる。監督は、『交渉人』や『ミニミニ大作戦』の F. Gary Gray (F・ゲイリー・グレイ)。プロデューサーには、アイス・キューブ、ドクター・ドレーのほか、故イージー・Eの妻 Tomica Wright (トミカ・ライト) も名を連ねている。

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＜ストーリー＞
1986年、アメリカの最も危険な街コンプトンで暴力的なほどにストレートなリリックをハードコアなビートにのせ、日常に感じるフラストレーションと怒りを吐き出していた5人の若者たち。音楽は彼らにとって最大の武器だった。リリック、プライド、虚勢、そして才能という武器で戦う反逆者たちが、抑圧する権力者たちに立ち向かい、世界で最も危険なグループ「N.W.A」を結成するに至った真実の物語が描かれる。彼らの叫びは社会現象を巻き起こし、今なお多くのアーティストたちに影響を与え続けている。

＜作品情報＞
『ストレイト・アウタ・コンプトン』
原題: Straight Outta Compton
監督: Ｆ・ゲイリー・グレイ
脚本: ジョナサン・ハーマン、アンドレア・ベルロフ
出演: オシェア・ジャクソン・Jr、コーリー・ホーキンス、ジェイソン・ミッチェル、ポール・ジアマッティほか
配給: シンカ、パルコ ユニバーサル映画
2015／アメリカ／147分／シネスコ／デジタル／R15
©2015 UNIVERSAL STUDIOS
URL: http://soc-movie.jp
2015年12月19日 (土) 渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国順次公開