荒野を彷徨う自己探求の軌跡、Valentino (ヴァレンティノ) 2016-17年秋冬メンズコレクションがパリにて発表

Valentino Menswear 2016-17 Fall Winter Collection Explores Into The Wild

パリメンズファッションウィーク期間中の1月19日、Valentino (ヴァレンティノ) の2016-17年秋冬コレクションが発表された。クリエイティブ・ディレクターの Maria Grazia Chiuri (マリア・グラツィア・キウリ) と PierPaolo Piccioli (ピエールパオロ・ピッチョーリ) の手腕のもと、一躍ファッション業界人が最も熱い視線を注ぐトレンドセッターとして話題を集める同メゾン。今季インスピレーション源となったのは、アメリカ人作家 Jon Krakauer (ジョン・クラカワー) の著作『Into the Wild (邦題:荒野へ)』。一人の青年が自己探求する中で、荒野の世界へと飛び込んでいくノンフィクション作品の主人公を照らし合わせたコレクションでは、ミニマルなブラックルック、スタッズ刺繍が施されたハードコアルック、精巧なパール刺繍でプリミティブなモチーフを描いたルック、ワイルドなファーを大胆にあしらったトライバルルック、そして目の醒めるようなネイティブアメリカンルックのフィナーレへと華麗に変貌を遂げている。総ルック81という数も驚きだが、リアリティのあるワードローブからクチュール仕込みのランウェイルックまで幅広く提案されたコレクションでは、Maria Grazia Chiuri と PierPaolo Piccioli の自由なイマジネーション、そしてそれを裏付けするメゾンの比類なきクラフツマンシップを遺憾なく発揮している。

HP: http://valentino.com

1/81

top

calendar

Brands

Collections

Fashion

Beauty

Portraits

Journal

Cities

Select

History

News

Social:

Search:

About: