Issey Miyake On His 45 Years Of Career, Ongoing Exhibition And His Future Vision

三宅一生による過去最大規模の展覧会、「MIYAKE ISSEY 展: 三宅一生の仕事」が国立新美術館にて開催

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三宅一生による過去最大規模の展覧会、「MIYAKE ISSEY 展: 三宅一生の仕事」が国立新美術館にて開催

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三宅一生による初の大型展覧会、「MIYAKE ISSEY 展: 三宅一生の仕事」が3月16日より開幕する。三宅氏にとっても前例の無い規模で開催される同展覧会では、三宅デザイン事務所が設立された1970年以降に製作されたコレクションの貴重なアーカイブから選び抜かれた作品、そして最新コレクションに至るまで百数十点以上の作品群、また「132 5. ISSEY MIYAKE」や「陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE」などのプロジェクトに至るまで、同氏のこれまでの “仕事” におけるほぼ全編を網羅した展示作品が一堂に会している。

1980年から1985年に発表されたコレクションのアーカイブから、身体のシルエットを象徴的に表現したボディ作品。空間デザインは吉岡徳仁が担当。

1980年から1985年に発表されたコレクションのアーカイブから、身体のシルエットを象徴的に表現したボディ作品。空間デザインは吉岡徳仁が担当。

三宅一生による初の大型展覧会、「MIYAKE ISSEY : 三宅一生の仕事」が316日より開幕する。三宅氏にとっても前例の無い規模で開催される同展覧会では、三宅デザイン事務所が設立された1970年以降に製作されたコレクションの貴重なアーカイブから選び抜かれた作品、そして最新コレクションに至るまで百数十点以上の作品群、また「132 5. ISSEY MIYAKE」や「陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE」などのプロジェクトに至るまで、同氏のこれまでの “仕事” におけるほぼ全編を網羅した展示作品が一堂に会している。

展覧会の開催に先立って15日に行われた記者会見では三宅一生氏本人に加え、三宅デザイン事務所の代表取締役社長であり、70年代から三宅氏の右腕として二人三脚で歩み続けてきた北村みどり、本展のビジュアルデザイン、並びに会場内ルームCの空間デザインを手がけた佐藤卓、そしてルームAとルームBの空間デザインを手がけた吉岡徳仁が登壇。展覧会の開催までの道のりについて、北村は以下のようにコメントしている。

「私たちがコレクションで発表した服は、すべて保管しているんですね。それが45年間のアーカイブとなると、数にして何万点。そこでまず、展覧会の開催にあたって膨大な数の服を整理するところから始めなければならなかったんです。しかしこれが予想以上に時間がかかる。一点一点に対する思い入れが強すぎるがあまり、思い出に耽りながらアーカイブを掘り起こしていたものですから。だから国立新美術館の方にも、『今年予定していた展覧会ですが、整理に時間がかかって難しそうです』、また翌年も『すみません、今年もまた難しそうです』といった調子で延期に延期を重ねていたんです。それでも毎年『いつでも空けておきますから』と。こうして10年越しで実現したのが本展です。」

1993年春夏コレクションにて発表された「仮想オリンピック」。ポリエステル素材に各国の国旗をプリントし、プリーツ加工が施されている。

1993年春夏コレクションにて発表された「仮想オリンピック」。ポリエステル素材に各国の国旗をプリントし、プリーツ加工が施されている。

 

また本展のイメージビジュアルを手がけた佐藤は、三宅の仕事を「テクノロジーとアイデアが融合している。明るくて楽しい、ユニークでありながら明快」と表現し、3年かけてアーカイブ作品を勉強する中で「これだ」と言うビジュアルに行き着いたと語った。

素材などの開発を通したクリエイションをこれからも継続的に手がけていきたい

世界的なデザイナーの大規模展覧会と聞くと、どうしても回顧展とイメージしがちだが、今後の展望を聞かれた三宅は以下のように回答し、現役のウィットとクリエイションに対する熱意を表わしている。

「実は毎日陸上の大会なんかを見ながら応援しているんです。本当はアスリートになりたかったんですが、もう遅すぎるでしょうか。冗談はさておき、私が今着ているジャケットやパンツは、実は紙でできているんです。日本では昔から和紙が様々なところで用いられているように、この紙という素材には無限の可能性があります。そしてこのジャケットにおいては、一枚の紙を人間が着用出来るように改良するために、様々な試行錯誤を経ている。この試みは、6ヶ月で制作されるコレクションとは違い長い年月を要するものです。しかしながら私はこうした素材などの開発を通したクリエイションをこれからも継続的に手がけていきたいと考えています。」

また同日には、フランス政府より三宅氏にレジオン・ドヌール勲章コマンドゥールを授与されることが発表された。同勲章の受章を受け、「驚いています。この仕事ができているだけで幸せなのですから、これ以上の幸せはもうないのかと思う。当分の間、(勲章を)預からせていただきたいという気持ちです」と語っている。

記者会見に登壇した三宅一生と北村みどり

記者会見に登壇した三宅一生と北村みどり

 

展覧名 MIYAKE ISSEY: 三宅一生の仕事」
会期 2016316日~613
会場 国立新美術館 企画展示室2E
住所 東京都港区六本木7-22-2
休館日 毎週火曜日休館 ただし、53 (火・祝) は開館
開演時間 10:0018:00 (金曜日は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
入場料 1,300 (一般)800 (大学生)
問い合わせ先 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
HP 2016.miyakeissey.org

 

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