Loewe Updates The Leather Craftsmanship At Salone del Mobile Project

ヴィンテージの家具がロエベのクラフツマンシップによって蘇る、ジョナサン・アンダーソンによるスペシャルプロジェクト「マルケトリー イン レザー」がミラノサローネに出展

Loewe Updates The Leather Craftsmanship At Salone del Mobile Project
Loewe Updates The Leather Craftsmanship At Salone del Mobile Project
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ヴィンテージの家具がロエベのクラフツマンシップによって蘇る、ジョナサン・アンダーソンによるスペシャルプロジェクト「マルケトリー イン レザー」がミラノサローネに出展

Loewe Updates The Leather Craftsmanship At Salone del Mobile Project

4月12日から開催される世界最大の家具、デザインの見本市「ミラノサローネ2016 (Salone del Mobile Milano 2016)」に向けて、Loewe (ロエベ) からスペシャルプロジェクト「マルケトリー イン レザー」が発表された。言わずと知れた世界最高級のレザーグッズで知られる Loewe。昨年開催された「ミラノサローネ2015」では、陶芸にインスパイアされた「レザーボウルズ コレクション」を発表し大きな話題を呼んでいるが、今回新たに誕生した本プロジェクトでは、メゾンが誇るレザークラフトのノウハウを武器に、さらに現代へとアップデートされた革新的なテクニックに挑戦している。

Jonathan Anderson | © Loewe

Jonathan Anderson | © Loewe

412日から開催される世界最大の家具、デザインの見本市「ミラノサローネ2016 (Salone del Mobile Milano 2016)」に向けて、Loewe (ロエベ) からスペシャルプロジェクト「マルケトリー イン レザー」が発表された。言わずと知れた世界最高級のレザーグッズで知られる Loewe。昨年開催された「ミラノサローネ2015」では、陶芸にインスパイアされた「レザーボウルズ コレクション」を発表し大きな話題を呼んでいるが、今回新たに誕生した本プロジェクトでは、メゾンが誇るレザークラフトのノウハウを武器に、さらに現代へとアップデートされた革新的なテクニックに挑戦している。

伝統的な職人の技術と現代的なアプローチ、そしてレザーとホームウェアの融合。今回のプロジェクトのテーマとなるのは、様々な形やカラーで構成されるオーク材の家具たち。インレイ技法を用いて家具を装飾する象嵌細工の伝統工芸、「マルケトリー」に着想を得て一つ一つ熟練の職人たちによってリモデルされたピースたちは、まるでモザイクアートのように精巧でありながら、また一方で上質なレザーの質感を存分に感じられる佇まい。ここで用いられているモチーフはどれも、アーカイブのプリントや模様を拡大、もしくは抽象化することでコンテンポラリーに再解釈したものだ。

プロジェクトの中で多用される鯉のモチーフは、クリエイティブ ディレクターの Jonathan Anderson (ジョナサン・アンダーソン) 自身が香港で出逢った何百年も前に日本で制作された木製屏風のデザインをアレンジしたもの。これまで Loewe のコレクションにおいてもセットとして使用されたこのモチーフは、重厚感溢れる作品たちにユニークな表情を与えている。

「マルケトリー イン レザー」にて発表されるレザーポーチ

「マルケトリー イン レザー」にて発表されるレザーポーチ

創業から170年を迎える Loewe。家具という身近なオブジェクトをテーマにした本プロジェクトは、マドリッドが生んだレザーの魔術師たちの卓越したクラフツマンシップや表現能力、そしてメゾンの DNA である「新しい分野や未知の領域へと果敢に挑戦し続ける精神」を体現している。

HP: www.loewe.com