エマ・ワトソン主演、フロリアン・ガレンベルガー監督最新作『コロニア』が公開

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Emma Watson (エマ・ワトソン) が、大学卒業後初めての映画出演作『コロニア』が、2016年9月17日(土)より公開される。

本作の舞台となる国は1973年9月11日、首都・サンティアゴでクーデターが発生し、ピノチェト政権の下で独裁国家となったチリ。ドイツ系移民の残党ナチスであるPaul  Schneider (パウル・シェーファー) が作り上げた拷問施設「コロニア・ディグニダ」で起きた驚愕の史実に基づくストーリーである。同施設では、絶対的な権力を握る Schneider の下、悪魔祓いと称した過剰な暴力や児童性的虐待が日常的に行われるなど、カルト的な組織が支配していた。外界から閉ざされており、その場所に入ると2度と外に出ることが許されず、40年間で脱出できた人数はわずか5人と言われている。

そんなコロニアから恋人を救い出すため、ひるむことなく困難を乗り越えていくしなやかでタフなヒロイン・レナを演じるのは、『ハリ ー・ポッター』のハーマイオニー役から華やかに成長し女優としての輝きを増す、Emma Watson (エマ・ワトソン)。本作は彼女の大学卒業後初めての映画出演作となる。囚われた恋人・ダニエル を Daniel Bruhl (ダニエル・ブリュール)。そして2人を精神的にも肉体的に追い詰める教皇 Paul  Schneider を『ミレニアム』シリーズで知られる Michael Nyqvist ( ミカエル・ニクヴィスト) が怪演した。監督は、『ジョン・ラーベ』でドイツアカデミー賞の最高賞を含む4つの賞を受賞した Florian Gallenberger (フロリアン・ガレンベルガー) 。かつてコロニア・ディグニダで暮らしていた、あるコロノの自叙伝を読む機会があり、それが本作が誕生するきっかけとなった。

＜あらすじ＞
愛する人のため、彼女は捨て身の潜入を選んだー。 1973年9月11日。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナは、恋人で ジャーナリストのダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如チリ軍部によるクーデターが発生。ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、彼が慈善団体施設”コロニア・ディグニダ”に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・ シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった。誰の助けも得ることができない…レナはダニエルを助け出すため、ひとりコロニアに潜入することを決める。はたして、彼女は恋人とともにここから脱出することができるのか。

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