【My Energize Beauty】 Dewyな潤い肌を作る、冬スキンケア。
my energize beauty
#3 skincare for dewy skin
edit: takuya kikuchi
一年で最も乾燥するシーズンに頼りになるのは、パワフルな保湿力を備えたスキンケアプロダクト。使いつづけるほどに過不足のない潤いを帯びたDewyな肌に導く保湿アイテムを、美容感度の高い5人のセレクターが本音でリコメンド。
【My Energize Beauty】 Dewyな潤い肌を作る、冬スキンケア。
吸いつく極上シートと肌荒れケアできるポテンシャル
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AYANA
Abib (アビブ) のガムシートマスクはシートが独特で、ふにゃふにゃの薄いシートが「ガム」や「ステッカー」のように肌に吸い付きます。浸された液はジェルっぽい粘性があるので、かなり長い時間うるおいで密封された状態に。4種類ありますが、特に私が信頼しているのは「マデカソサイド」。これはCICAでおなじみツボクサの成分で、韓国では「鎮静」「再生」の象徴。じっくり保湿もしたいけど、マスク荒れや乾燥荒れの対策もしたい、そんな2022年の冬ニーズにぴったり。ユニークな使用感と確かな結果にテンションが上がります。余談ですが、Abib に改めて注目したのは、好きなアイドルがアンバサダーになったことがきっかけでした。名品の多さに感動しています。AYANA(ビューティライター)
そのとき必要な成分を、必要な分だけ組み合わせ。
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吉田佳奈子
昨年の日本上陸の直後から話題の DRUNK ELEPHANT (ドランクエレファント) ですが、アイテムごとに主要成分が明確で、そのときの肌に必要な成分の入った製品をピックアップして、手のひらで混ぜてから一度に肌に塗る「手のひらスムージー」という使い方もユニークかつ効率的。組み合わせを考える際に配合成分の知識も自然と身につくので、自分の肌のコンディションと向き合う良いきっかけになっている気がします。私のデイリーユースはペプチド配合のセラムとクリーム、オイルの3品で特にしっかり保湿したい夜はスリーピングマスクをプラス。このブランドの製品で初めて出合った成分のペプチドが毛穴ケアにも効果があり、ツヤとハリのある肌のためのアイテムとして欠かせなくなっています。お気に入りのスリーピングマスクはサラッとしたテクスチャーなのに朝まで保湿をキープしてくれるので、リピートして使っています。吉田佳奈子(メイクアップアーティスト)
毎日のハンドケアが“癒しのリチュアル”に
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前野さちこ
コロナ禍において、欠かせないものになったハンドケア。どこか義務的になっていたアクションを、1日の終わりに行う“癒しのリチュアル”として昇華させてくれたのが、この2品。アオモジ、ラベンダー、ゼラニウムをブレンドした穏やかな香りに包まれ、みずみずしいテクスチャーの美容液で手元のコリをほぐし、血行をアップ。さらにクリームで、極薄のヴェールをかけて。水分と油分のバランスが整った手元は、驚くほど透明感が増して、うす暗いベッドサイドで輝きます。指先までぽかぽかと巡りが良くなったせいか、眠りの世界へも速やかに誘われて。手元だけなく、心身の癒しや心地よい眠りまで手に入る、キレイの副産物が多い名品です。前野さちこ(美容エディター)
指先を愛でる、癒しと至福のルーティーン。
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早川すみれ
スタイリストという職業柄、毎日たくさんのお洋服を触るので冬は手元、特に爪まわりの乾燥が大きな悩みでした。元々爪が薄いためジェルネイルもできず、かといってセルフネイルもなかなか色が持たなくて、爪の根元のケアしかできていなかったのですが、そんななかでやっと出合えたのが、Hermès (エルメス) のネイル&キューティクルオイル。100%天然由来成分でできているこのネイルオイルは「マスティハ」という不思議な木の樹脂をベースにしているので、テクスチャーがとても心地よく、塗り終わった後の自分の爪に愛おしさすら感じます。 Pierre Hardy (ピエール・アルディ) デザインの美しいボトルにもうっとりしながら、指先から儚く漂う香りとともに一日酷使した爪に潤いを与えるというルーティーンそのものが、毎晩の癒しになっています。早川すみれ(スタイリスト)
肌が初めて感じるとろみの正体は…
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濱本愛弓
混合肌でも高保湿のアイテムを使って徹底的に保湿をしたくなる冬。春夏よりもパックの使用頻度も自然と増えています。昨年リブランディングした SINN PURETE (シン ピュルテ) はビジュアル撮影のスタイリングを担当した際に出合ったブランド。日本で初めてヒトデのエキスを配合したこの美容液は、今までにない糸を引くような粘り気のある独特のテクスチャーにまず感動しました。それでいて肌への浸透力も高く、肌再生力が高いというヒトデエキスに加えてナイアシンアミドも配合され、肌にもっちりとしたハリ感を与えてくれます。冬でも十分な保湿力で使う度に艶のある若々しい肌になる気がします。今のシーズン朝晩使うことでより高いレベルで保湿感をキープしています。濱本愛弓(スタイリスト)
全身バシャバシャ使える、お守り化粧水。
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猪狩幸子
愛用歴約10年、いつも手元に置いているのが、ヨモギ、クマザサ、シラカバがたっぷり配合されている化粧水「福美水」。過敏な肌を鎮静し荒れを防ぐ効果があるので、普段は肌が揺らいだときに使っているのですが、冬はボディケアとしても大活躍。ボディクリームを塗る前に、 福美水を全身に塗布すると潤いの持続力が格段にアップします。化粧水としては大容量の500㎖で¥3,740というコスパの良さも支持している大きな理由。全身惜しみなくたっぷり使えることは化粧水においてとても大事。職業柄、日々いろいろなコスメを試していますが、福美水はこれからもずっと使いたいと思っている数少ないアイテムのひとつです。猪狩幸子(ビューティ・エディター)