永遠にともに。竜星涼がコスとローマで紡ぐ物語
ロマン溢れる遺跡、荘厳な大聖堂、石畳の通り…古代の痕跡が今もなお息づくローマに、ひとたび足を踏み入れれば、誰だって気分は映画の主人公。タイムレスなデザインと上質なクラフツマンシップにこだわる COS (コス) の最新コレクションが、ブランドのフィロソフィーとリンクするこの街で3月に披露された。
本コレクションに参加すべくイタリアを訪れたのは、俳優として活躍する竜星涼。過去にはパリコレのランウェイモデルも務めるなど、臆することなく自身の道を開拓してきた彼だが、ローマを訪れるのは今回が初めて。古の暮らしに思いを巡らせながら手にしたのは、職人技を受け継ぎ、ロンドンにあるブランド内のアトリエでデザインされた「アトリエ・コレクション」。どこまでもしなやかなファブリックに身を包んで出かければ、新たな物語が幕をあける。
Ryo Ryusei
model: ryo ryusei
photography: isac
styling: takashi yamamoto
hair: sayaka otama
make up: yoko minami
text & edit: risa matsumoto
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ローマの街並みを堪能しながら竜星がまず向かったのは、『ローマの休日』の舞台にもなったスペイン広場。何かと移動が多い旅先では、ストレスフリーに日常を過ごせるアイテムを味方につけたいところ。リラックスしたムードはそのままに、メッシュ素材で再構築されたトップスを投入することで、本人が持つ力強さを強調。また、同じくイギリス発のブランド LINDA FARROW (リンダ・ファロー) と再びタッグを組み、サングラスもラインナップに加わった。今回は LINDA FARROW の代名詞、70年代を彷彿とさせるオーバーサイズのフォルムが、シースルーのフレームで登場。存在感抜群のオーバーサイズのアイウェアで仕上げたら、どこかノスタルジックなムードが異国情緒を盛り上げる。
どんな時でもやっぱり頼りになるのは、オールブラックのコーディネイト。上質なファブリックとディテールにこだわる COS らしく、滑らかなシルクのシャツが、ゆるやかで非立体的なシルエットを作りだす。ウエストが調整可能なパンツをセレクトすれば、デイリーなシーンから夜までシームレスに活躍。胸元も開放的に、ローマの街に合わせて、大胆な着こなしを楽しみたい。