装うことの楽しさを教えてくれる。吉野北人が体現する GU と rokh vol.3
「ファッションを、もっと自由に。」 をコンセプトに掲げ、あらゆる人が自由に楽しめるファッションを目指す GU (ジーユー)。そんな GU が新たにタッグを組んだのが、韓国生まれアメリカ育ちの Rok Hwang (ロック・ファン) が手がけるファッションブランド rokh (ロク)。遊び心のあるレイヤード、クラシカルなアイテムを再解釈したデザインやカラーパレットなデザインなど、rokh の独創的な発想に GU が大切にする“ファッションは自由”という思いが共鳴し、今回のコラボレーションが実現した。
本コラボレーションのテーマは「Play in Style」。年齢問わず若々しい精神性を持っている全ての人々が、思うままにスタイリングを作り出せる喜びを実感できるようなコレクションとなっている。これらは16型とミニマルなアイテム展開ながら、パーツの取り外しやボタンの留め方により自由自在に何通りもの着こなしが可能だ。誰もがアイディア次第でファッションを自由に楽しむことができ、性別や世代をも超える本コレクション。着こなしたのは夏木マリと黒木華、THE RAMPAGE の吉野北人。独自の存在感を放つ3人がファッションを通して自分らしさを表現してくれた。
GU x rokh
with hokuto yoshino
model: hokuto yoshino
photography: osamu yokonami
videography: kei doguchi
music: mfdp
styling: midori
hair & make up: aki
edit & text: yuko igarashi & miu nakamura
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本コレクションを象徴する2ピースコート。ふたつのピースを合わさってロングコートとなっているので、上部のジャケットを外せばロングジレとしても着ることが可能。今回は取り外しせず、ロングコートとして着用。ボトムスはコートと親和性のあるチェック柄のスカート&パンツでまとめ、縦のラインをすっきりと。そして、トップスはターコイズブルーを選択。鮮やかな青で若々しさと楽しさを加算して。ここでは着こなしとともに、ファッションにまつわる質問を問いかけたミニインタビューをお届けする。
―吉野さんにとってファッションとは?
自分を表現する、そして自分を輝かせてくれるものです。ただ、僕は着飾るというよりも等身大で着ることを意識しています。形やサイズ感、カラーなど、似合うスタイルを追求して、自分自身を引き立たせてくれるようなアイテムを選ぶようにしています。
―普段のファッションはどんなところで自分らしさを表現しますか?
色をたくさん使うような派手なものよりもシンプルなアイテムを身につけるというところですね。流行に左右されず、この先長く着ることができるかということをイメージします。色でいうと黒の服を着ることが多いです。加えて、地味にまとまりすぎないようにゴールドのアクセサリーをつけて個性をだしていますね。あと、アクセサリーは僕にとってお守りみたいな感じで、基本肌身離さずつけています。お風呂入るときや寝るときもつけっぱなし。逆に外してしまうと不安になってしまいますね (笑)。
―今回のスタイリングで自分らしいなと思うポイントがあれば教えてください。
ウィメンズのアイテムですが、ユニセックスでも着ることができるということ。僕もウィメンズアイテムを普段から着用することがあるので、ジェンダーを問わずに楽しめるということは自分のファッションスタイルと共通するところがありました。特にロングスカートは、メンズが着こなせると素敵ですね。