theory
with alia sugawara
The Fashion Post
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私たちのセオリー、自信を与えてくれる服 vol.3 菅原ありあ

履き心地がよく、完璧にフィットするパンツ。1997年にニューヨークで生まれた Theory (セオリー) の原点は、革新的なストレッチ素材を用いた1本のパンツだった。

最高の素材で丁寧に仕立てられたアイテムは、その人のライフスタイルや感性をより良い方へと導き、刺激を与える力を持っているというフィロソフィーを掲げる Theory。1分でさえ無駄にできない朝にあっても、迷いなく身につけることができ、自信を持って昼から夜まで最高のパフォーマンスを発揮できるワードローブとともに、現代女性に真摯に寄り添ってきた。

そんな Theory が今シーズン、自信を持って紹介するのは、ブランドのロングセラーである「Admiral Crepe」素材を用いたワイドパンツ。リラックスしたシルエットでありながら、ラフになりすぎない質感と美しいドレープで、シーズンレス/シーンレスに活躍してくれる新たなステートメントアイテム。より多くの女性にその魅力を届けるべく、活躍するフィールドやライフタイルも異なる4名を迎え、それぞれらしく着こなしてもらうことにした。

第3回は、墨絵アーティストとして活動する菅原ありあ。大自然で育ち、自然科学を専攻した自身のバックグラウンドを活かしながら、日々作品制作に没頭する彼女らしい着こなしとは(全4回)。

theory
with alia sugawara

model: alia sugawara
photography: masahiro sambe
videography: michi nakano
styling: saki nakazawa
hair & make up: yuko aika
interview, text & edit: manaha hosoda

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パンツ ¥37,400、ジャケット ¥59,400、カットソー ¥13,200/すべて Theory (セオリー)
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ひと目見ればわかるその上質な生地は、Theory が誇る「Admiral Crepe」。ドライタッチのトリアセテートで、さらりとした肌ざわりが湿気の多い時期でも快適な着心地を叶える。主張しすぎず、それでいて高級感を醸す光沢感と、ハリのある質感は、どんなに履いても損なわれない。その秘密は、Theory の定番である二重織り合繊クレープ素材。程よい厚みとしなやかさを演出しながら、シワになりにくい。インスピレーションを探しに出かけた菅原は、これからのシーズンにぴったりなパールブルーとライスの2色をセレクト。カジュアルなスタイリングでも、ニュアンスのある色合いが知性を漂わせる。

パンツ ¥37,400、ジャケット ¥132,000、ニット ¥35,200/すべて Theory (セオリー)
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—花や虫など、自然をモチーフにした墨絵を制作されていますが、今の作風にたどり着いた経緯は?

幼少期をアリゾナや北海道で過ごし、物心がつく前から自然に囲まれた環境で育ちました。絵を描くのが好きだった両親の影響で、私にとっても身の回りの自然を描くのはごく自然なことでした。大学では自然科学を専攻していたこともあり、授業でもノートにスケッチをする機会が多くありました。さまざまな手法を試す中で、墨の表現が最も自分にしっくりきて、現在のスタイルが確立されました。大学時代は学業の傍らモデルとしても活動していましたが、最近はアーティストとしての活動が忙しくなっていて、制作に専念するようにしています。

—日々の制作ルーティンについて教えてください。

制作する日は基本的に外出せず、じっくり作品に向き合うことが多いですね。ただ、モチーフを探しにお花屋さんに行ったり、ランチに出かけたりすることはあります。夕方には愛犬の散歩に行くのも日課です。Theory のパンツを履いてみて、シワになりづらそうなところがいいなと思いました。私は基本的に机の前で畳の上に長時間座っていることが多いのですが、そんな時でも快適に過ごせそう。アトリエからちょっとしたお出かけ、そのままディナーまでシームレスに履けるのは嬉しいですね。

—今後の展望についてお聞かせください。

今年もいくつかの個展がすでに決まっていて、ネイルアーティストの妹とのコラボレーションも予定しています。海外での展示の話も進んでいるので、自分の語学を活かして、国内外を問わない活動ができればいいなと思っています。作品に関しては、以前は写真やイラストのようにガラスやアクリルで額装していましたが、墨絵の質感が伝わりにくいことが課題でした。掛け軸が一番合うのですが、普通の住宅では飾る場所が限られてしまう。そこで、ミニサイズの掛け軸を特注したところすごく好評で、これならより多くの人に作品を楽しんでもらえるのではないかと思っています。