LA (ロサンゼルス) に住んでる友人とパリのファッションウィーク期間中に会った時に、連れていってもらったファラフェルのお店。煮込んだ牛肉のピタサンドも美味しかったけど、とにかく見た目のインパクトがあって美味しかったのがこのカリフラワーまるごと1株のロースト。おそらくかなりシンプルにオイルと塩だけで味付けされてるであろうカリフラワーの、火の入り具合が完璧で、柔らかすぎずそれでもホロホロととろけるような食感に感動したのを覚えている。

普段はワインバーばっかり攻めてしまうのですが、こちらは初めてパリでちゃんとしたビストロのコースを頂いたお店。アーチがかかった白い壁に、入り口の赤と赤い椅子がコージーな雰囲気。ギュっとなって座るテーブルでワイワイ頂くワインとお料理は、目上の方々とのご飯でちょっと緊張していたのも忘れる楽しい時間だったのを覚えています。そして何を食べても重すぎない。鹿のパイ包みにかかってる軽めのソース、美味しかったな～。

パリで最も美味しい和食といえば「ENYAA (エンヤ)」。昔から通っている大好きな西麻布にあるワインバー Goblin (ゴブリン) のオーナーが2016年に開いたお店で、和食には珍しいシャンパンとのマリアージュが楽しめるのが魅力。シャンパン好きにはたまらないです。1区、パレ・ロワイヤルのすぐ隣という抜群のロケーションにあり、仕事終わりに1人でカウンターで食べること多々。シェフの遠藤さんの素敵な笑顔にも癒されます。ENYAA に行ったら絶対にトライしてもらいたいのが鯖寿司。絶品です。店内は「サンクチュアリ(聖域)」のような空間で、ライティングから家具から全てが上品で料理をゆったり楽しめる空間です。訪れるたびに、地元の人々に愛されていることが伝わってきます。