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with yui sakuma

シャネルと乗馬、佐久間由衣の好きなもの

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model: yui sakuma
photography: takanori okuwaki
styling: yuta kotani
hair: takayuki shibata
make up: kie kiyohara
edit & text: manaha hosoda

過去、未来、現在。すべてが相互作用することで、新しいクリエーションを生み出してきた CHANEL (シャネル)。受け継がれる度に進化するスタイルは、その時代ごと我が道を進む女性たちの生き方に寄り添ってきた。そんなメゾンの精神に共鳴する女優・佐久間由衣を今回はフィーチャーする。

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シャネルと乗馬、佐久間由衣の好きなもの

ドレス ¥930,000、ベルト ¥229,000、タイツ ¥41,000、ブーツ ¥201,000/すべて CHANEL (シャネル)

ジャケット *参考商品、ネックレス ¥217,000/すべて CHANEL (シャネル)

スカート *参考商品、ショーツ *参考商品、タイツ ¥41,000、ブーツ ¥201,000/すべて CHANEL (シャネル)

2020/21 年秋冬 プレタポルテ コレクション、CHANEL ファッション・コレクションのアーティスティック・ディレクター Virginie Viard (ヴィルジニー・ヴィアール) を惹きつけたのは、80年代に撮影されたスーツにジョッキーブーツを合わせた Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) のモダンな着こなし。そこから生まれたのは、ジョッキーブーツを現代的にアレンジし、どんなルックにあわせても成立する画期的な一足だった。

そもそも、乗馬は Gabrielle Chanel (ガブリエル・シャネル) がこよなく愛したもののひとつ。ロマンティカと名付けた競走馬を所有していたほど情熱を傾けていた Gabrielle Chanel は、女性はドレスを着たまま横向きで馬に乗らなければいけないという当時の慣習をはねつけ、自身のために乗馬服を仕立てたという。紳士服から着想を得たシックな装いで馬を乗りこなすその自由な姿は、女性たちの羨望の的だったに違いない。

プライベートでも乗馬に足繁く通い、サラブレッドも乗りこなせるほどの腕前だという佐久間。大好きな CHANEL の洋服に加えて馬との念願のツーショットが叶い、「宝物にします」と目を輝かせた彼女が纏ったのは、ここぞという時に着たいとっておきの装い。上質なウールクレープのブラックドレスは、スカラップシェイプのカラーとカフスでロマンティックに。定番のツイードスーツは、胸元と袖にあしらわれた大ぶりなプリーツが印象的。深くスリットが入ったスカートとショートパンツのレイヤードでシルエットもコンテンポラリーにアップデート。CCロゴが配されたストッキングとの組み合わせは、すぐにでも真似したいところ。