Dries Van Noten
with Mikako Ichikawa

市川実日子のエモーショナルな (非) 日常 〜 vol.5

Dries Van Noten
with Mikako Ichikawa

model: mikako ichikawa
photography: hiroko matsubara
styling: junko kobashi
hair & make up: hiroko ishikawa
food styling: kaoru
edit & text: miwa goroku

TFPとしては約2年半ぶりの再会となった9月某日、多忙なドラマ収録の合間を縫って、市川実日子はスタジオに姿を現した。日常を取り戻しながらも、1年前とは違う景色が広がる2020年秋。おしゃれして出かける先はないけれど、だからこそ着てみたくないですか、思い切りグラマーなドレスたち。そんな提案から実現した女優・市川実日子のファッションストーリーを、ショートインタビューとともにお届け。(最終回)

Dries Van Noten
with Mikako Ichikawa

市川実日子のエモーショナルな (非) 日常 〜 vol.5

レイヤードの美学。ドレス ¥264,000、ケープ ¥187,000、ブーツ (参考商品)/すべて Dries Van Noten (ドリス ヴァン ノッテン)

今シーズンも予期しない色柄のミックスマッチで、エネルギー溢れるDries Van Noten (ドリス ヴァン ノッテン) からは、レディライクなアイテムを選んでコーディネイト。艶やかなロングドレスはエレガントでありながら、アイリスモチーフの色柄がサイケデリックなムードを匂わせる。上に羽織るベルベットのケープにはゴールドのビーズがぎっしりと縫い込まれていて、すっぽり身を包みこむデザインとその重さから、守られているような安堵を感じる1着。

「Dries Van Noten は今回のコロナ禍を受けて、いち早く声をあげた* デザイナーのひとりですよね。コレクションの発表シーズンと実際の季節を近づけていこうという試みは、ニュースで見た時にとてもいいなと思いました。ファッションも、私たちの日常も、これからどうなっていくんだろう。不安になることもあるけれど、その正解も不正解もないですよね。私たちはコロナが存在する日常を生きていく。それを受け入れることができたら、いろんなことがわかりやすくなるのかなと思います。正直でいることと柔らかさを忘れずに、ともに生きていく中で、楽しさを見つけていきたいです」

 

* Open Letter to the Fashion Industry (ファッション業界への公開書簡/2020.5)
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