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凛とした花のように。冨永愛が魅せるアレキサンダー マックイーン vol.2
alexander mcqueen
with ai tominaga
model: ai tominaga
photography & videography: genki nishikawa
styling: shohei kashima
hair: dai michishita
make up: yuka washizu
edit & text: manaha hosoda
Alexander McQueen (アレキサンダー マックイーン) のバトンが Sarah Burton (サラ・バートン) に渡ってから早11年。時には力強く大胆に、ある時は柔らかく繊細に、様々な表情をあわせ持つ女性像を鮮やかに描き出してきた。2021年秋冬コレクションのテーマは、「最も儚く、短命な花」 アネモネ。こんな時代だからこそ美しいものの必要性を強調する Sarah Burton は、アネモネの刹那的な美しさをドレスの上に表現することで、永久に続く美を約束した。地にしっかりと根をはり、空へまっすぐのびる花のように、凛とした芯の強さで人々を惹きつけてやまない冨永愛が Alexander McQueen をしなやかに着こなす(第2回/全4回)。
凛とした花のように。冨永愛が魅せるアレキサンダー マックイーン vol.2
コーディネートの主役は、2021年春夏シーズンにデビューするやいなや、たちまち人気に火がついた新たなアイコンバッグ「カーブ」 。ブランドの初期に描かれたハーネスにインスピレーションを得たデザインで、開口部はファスナーやマグネットではなく、折りたたむ仕様。エレガントなディテールにブランドの美学を感じる。
まるで風をはらんでたおやかに揺れるアネモネのように、鮮やかに広がるプリントがイマジネーションを刺激する。別名「Windflower」と呼ばれるアネモネは、風を意味するギリシャ語に由来を持つ。アネモネという名の美しい少女が風の神であるゼフュロスに愛されてしまったが故に一輪の花に変えられてしまったというギリシャ神話から、愛の象徴として慈しまれてきたアネモネ。ジャージー素材のTシャツの上では淡い色彩で可憐に、エレガントな光沢を放つポリファイユ素材のスカートでは大胆なプリントで情熱的に。ボリュームをたっぷり持たせたギャザーが、動くたびに異なる表情を浮かび上がらせる。