diesel
with show kasamatsu
The Fashion Post
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笠松将とディーゼル。時代を超えて共鳴する反逆者たち vol.4

1978年の創業以来、常識に捉われない反骨精神を貫いてきた DIESEL (ディーゼル)。内に秘められた情熱と葛藤を映しだすかのように、斬新なデザインとスタイルを次々と生み出し、次なる時代へと続く唯一無二の輝きを放つ存在となった。

曲線を活かした動きのあるディテール、ドラマティックなディストレス加工……。今季、クリエイティブ・ディレクター Glenn Martens (グレン・マーティンス) が作り出した反逆的で鮮烈なスタイルは、DIESEL の哲学を反映した独自の男性像を作り上げている。

そんな DIESEL の最新コレクションを、退廃的かつ映画的な視点で再解釈。まとったのは、その繊細な演技力で観る者の心を揺さぶる俳優の笠松将。創造性に満ちた美しきアンチテーゼを体現する(最終回/全4回)。

diesel
with show kasamatsu

model: Show Kasamatsu
photography: ISAC
styling: Marie Higuchi
videography: atsuki ito
hair & make up: SHUTARO
text: Miku Oyama
edit: Manaha Hosoda & Miku Oyama

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デニムパンツ ¥93,500、ベルト ¥23,100、シューズ *参考商品/全て DIESEL (ディーゼル)

デニムパンツ(左) ¥88,000、デニムパンツ(中央) ¥51,700、デニムパンツ(右) ¥78,100/全て DIESEL (ディーゼル)

デニム、それは DIESEL のアイデンティティを語る上では欠かせない、根源的なクリエーション。DIESEL を DIESEL たらしめる存在として、その可能性を常に拡張し続けてきた。今回は、そんなアイコニックな要素を「まとう」という自由なアプローチで再構築。腕に通す、胸元で結ぶ、腰に巻く……。ウォッシュやクラッシュなどの DIESEL を象徴するディテール、コーティングを施したスリムフィットタイプ、そして使うほどに風合いが出るストライプ生地。多様なデザインとシルエットが共鳴し、DIESEL のデニムが持つ無限の可能性を解き放つ。笠松が着用したのは、ジャガード織りのデニムパンツ。ストーンウォッシュやレーザー加工によって生み出されたランダムな破れやほつれは、ヴィンテージの記憶を呼び覚ますとともに、ダイナミックな奥行きをもたらす。一方で、わずかテーパードになったシルエットにより、リラックス感とスタイリッシュさを両立し、洗練された雰囲気に。