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リモワの新色と想像の旅にでる。アオイヤマダ

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model: aoi yamada
photography: kanto kurosawa
make up: nao yoshida
interview & text: risa matsumoto
edit: manaha hosoda & risa matsumoto

Journal/

アイコニックなスーツケースで時代を超えて愛され続ける RIMOWA (リモワ) の定番コレクション「ESSENTIAL (エッセンシャル)」。最新のシーズナルカラーとして、完熟したザクロやアガベ (多肉植物) を彷彿とさせる「グラナダ ピンク」と「ヴェルデ グリーン」が仲間入りした。

今回『The Fashion Post』と、姉妹サイト『Droptokyo』では、とびっきりプレイフルな新作の魅力を伝えるべく、いま注目したいクリエイターたちを起用。それぞれに、新色からイメージを膨らましたショートムービーをつくってもらった。

ここでは、ダンサーという枠組みを超え、表現者として東京2020オリンピック閉会式にてパフォーマンスを披露したほか、Wim Wenders (ヴィム・ヴェンダース) 監督作品『PERFECT DAYS (2023)』への出演や、宇多田ヒカル「何色でもない花 (2024)」のMVを振付を担当するなど、国内外のクリエイターたちからも熱い視線を集めるアオイヤマダに、今回制作したムービーについて話を聞いた。

リモワの新色と想像の旅にでる。アオイヤマダ

今回のムービーはどんなインスピレーションからスタートしたのでしょうか?モチーフやテーマなどあれば教えてください。

出会い…… それは私にとってザクロのように色鮮やかでみずみずしく、口に入れた瞬間ちょっと酸っぱくてそれから甘い、言語化できない輝きみたいなものが目の前に広がっていくものなんです。道ばたの花、はじめての道、もうみることが出来ないさっきみた夢。いろんな出会いを求めて、今日も人生という道を旅する。目的は持たずに。そんなことをテーマに作りました。

—音源には「甘酸っぱい気持ちでどこまでも」と声も入れてくれていますが、ご自身の感情からも着想を得ているのでしょうか?

私の記憶に残る出来事には、どこか甘くどこか酸っぱいような気持ちが隠れているんです。 他にも、優しいと厳しい、うれしいとかなしい、みたいな、背中合わせの感情が明日へ導いてくれる、そんな意味を込めています。

—“旅の自由さ”や“好奇心”は、パフォーマンスを通してどのように表現されていますか?

旅は、飛行機に乗るものだけじゃないと思うんです。日常に、どれだけ好奇心をもてるか。そうすることで、毎日が旅みたいになるのではないかなと。もちろん、飛行機の旅も好きですが。

ご自身の“遊び心”や“冒険心”は、普段どんなシチュエーションで芽生えることが多いですか?

日常生活の延長で芽生えることがほとんどです。 にんじんの鮮やかな色と形から歌詞ができたり、 シャワー浴びてたらそれがダンスになったり、 お弁当を作ってそれを洋服にしてみたり。今回着ているトップスも、お弁当から作ったオリジナルなんです。

クラフツマンシップと最先端の技術が融合した本コレクションは、しなやかで頑強なプレミアムポリカーボネートを採用。旅をより軽やかに、そして確かに支えてくれる。 「エッセンシャル」チェックイン M グラナダピンク ¥165,000/RIMOWA (リモワ)

スーツケースの鮮やかなカラーリングは、今回の衣装や振付にどんな影響がありましたか?

今回使用したのは、RIMOWAの「グラナダピンク」。最近、出会ったジャケットとスカートもピンクでした。 洋服も食べ物と同じように、身体が無意識に欲している栄養素だと感じているので、ピンクを身につけることによって体温が上がっていくような気持ちになりました。

RIMOWAというブランドはどんなイメージでしたか?

周りのメイクさんたちがよく使っていて、頑丈なイメージでした。シルバーのイメージが強かったので、今回の企画を通してこんなカラーバリエーションがあるのだと、感動しました。

「スーツケース=旅の相棒」というRIMOWAの考え方に、共感する部分はありましたか? ご自身の旅のスタイルと重なる点があればお伺いさせてください。

旅を共にするたびに、使用感が出てくるのが好きで、「あぁ、一緒の時間を過ごしたんだな」と感じます。 友人に”スーツケースが家”の子がいて、その子は必要なものだけをスーツケースに詰め込んで、世界を旅しているんです。 自分の大切なものを包んでくれているスーツケースは、私にとっても旅の相棒ですね。

最後に、アオイヤマダさんにとって、“どこに行くか”よりも“どう辿り着くか”を大切にした旅の記憶があればぜひ教えてください。

祖母と電車で、長野〜奈良を旅行したときです。 行き先は決まってましたが、記憶に残っているのは、道中に話した他愛もない会話や祖母の若い頃の話、最近の悩み事や、うたた寝している祖母の横で絵を描く時間。旅が語らせてくれる、普段は閉された気持ち。旅が見させてくれる、幸せの風景。あの道中での時間が忘れられません…。

 

 

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