シャネル 2020/21年秋冬 オートクチュール コレクションが生まれるまで、ロイック・プリジャンによる映像が公開
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シャネル 2020/21年秋冬 オートクチュール コレクションが生まれるまで、ロイック・プリジャンによる映像が公開
CHANEL
fall-winter 2020/21 haute couture collection filmed by Loïc Prigent
先日 Virginie Viard (ヴィルジニー・ヴィアール) による2020/21年秋冬 オートクチュール コレクションをオンラインで発表した CHANEL (シャネル) からメゾンのサヴォアフェールをとらえた映像が到着した。映像を手がけたのは、数々のファッションにまつわるドキュメンタリー作品で知られるフランス人映像監督 Loïc Prigent (ロイック・プリジャン)。
80年代から90年代にかけて興隆したパリの伝説的なナイトクラブ「ル パラス」から着想を得て、ロマンティックでプレイフル、そしてエキセントリックなスタイルを類い稀なるクチュールの技術を用いて表現した Virginie Viard。今回、CHANEL が誇るアトリエの職人技にフォーカスした映像が3作品お目見えした。
Loïc Prigent はモノクロの映像で CHANEL のカンボン通り31番地に所在する4つのオートクチュールのアトリエで本コレクションが完成するまでのプロセスを撮影。映像では、アトリエのプルミエール(トップの裁縫師)やそのチームが登場し、自身の仕事について解説。Virginie Viard も立ち会う最初のフィッティングなどコレクションの発表に向けて着々と仕事を進めていくアトリエの独特の雰囲気を感じ取ることができる作品に仕上がっている。
フィーチャーされるのは、メゾンを象徴するツイード、プレシャスなブレード、刺繍やレースなどいずれも手間暇がかかる緻密なサヴォアフェール。また、今回のコレクションを語る上で欠かすことのできないファインジュエリーを用いたクチュールピースの制作風景も映し出されている。
「That’s Haute Couture」「That’s CHANEL」と職人が語るように、長い歳月をかけて培われた経験、忍耐、そして愛がなければ決して生まれることのない魔法のような CHANEL のオートクチュール、そしてメゾンの真髄を映像から堪能してほしい。