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salon tokyo at The Tokyo Edition, Toranomon

カルティエが顧客イベントを開催、パンテールをテーマにハイジュエリーの数々が集結

今年新たに作られたパンテールのメディアキャンペーンムービーの世界観ともつながる、アーバンジャングルの建築要素を取り入れた展示スタイル。例年の顧客イベントと比較して、明るく開放された空間が広がる

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カルティエが顧客イベントを開催、パンテールをテーマにハイジュエリーの数々が集結

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Cartier (カルティエ) が10月8日から14日までの7日間、顧客向けイベント「CARTIER SALON TOKYO」を開催した。今年はコロナの影響であらゆる予定のキャンセルが相次ぐ中、開催に踏み切った本イベントには、ハイジュエリーを中心としたジュエリーやウォッチの数々が集結。また、日本初公開となる新作ハイジュエリーや、スイス・ジュネーヴからはカルティエの歴史において極めて貴重な作品として収集・保管がされている「カルティエ コレクション」から12点が、このイベントのために特別に展示された。これらは通常、世界でも有数の文化機関で開催される展覧会でしか見ることができない作品だ。

本イベントのメインテーマは、パンテール。メゾンの象徴でもあるパンテールのジュエリーは世界中に数多く存在するものの、異なるデザインや表情のパンテールが一堂に揃うのは珍しい。しかも今年はコロナ禍の影響もあり、実際のイベント会場でピースを直接見ることができるのはかなり貴重といえるだろう。

会場となったのは、今年9月に開業したばかりのブティックホテル「東京エディション虎ノ門」のボールルームで、日本全国から数百組にのぼる顧客が来場した。会場奥に設けられた個別スペースでは、イベントに来場ができなかった顧客とのデジタル商談も行われた。デジタルの場合はひとつの商談ごとに、着用モデルと専任のカメラマンがつくスタイル。カルティエは今年デジタル商談にいち早く取り組むなど、常に新たな取り組みにチャレンジしている。夏に実施した時計のデジタル商談会からさらに工夫を重ね、今回のハイジュエリーデジタル商談を実現した。

今年の新作ハイジュエリーコレクション「シュル ナチュレル」。本イベントにはその中から2パリュール (セット) がエントリー

近年、日本におけるハイジュエリーへの興味関心は高まる一方だが、このコロナ禍においてもその傾向に変わりはないようだ。実際に Cartier は顧客からのあらゆるニーズに細やかに応えるべく、日本で取り扱うハイジュエリーを常時約300点に拡大。今回のイベントに関しても、日本のより多くの人に、より深いジュエリーの世界を楽しんでほしいという思いが出発点にある。

人が集うイベントが大幅に減り、ブライダルも自粛が続く中、ジュエリーは、トレンドが止まっているファッションにも置き換わる勢いで存在感を高めている。デジタルとリアルの両輪へと一気にシフトが進む中、ジュエリーはただ着飾るアイテムとしてのニーズを超えて、これからさらにユニークな盛り上がりを見せていきそうだ。

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