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Yosuke Kubozuka experiences Kintsugi

ロエベが着目したのは「クラフトの再生する力」。窪塚洋介が修復技術である金継ぎを体験

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ロエベが着目したのは「クラフトの再生する力」。窪塚洋介が修復技術である金継ぎを体験

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毎年イタリア・ミラノで開催される家具見本市「ミラノ・サローネ」。今年で6回目の参加となる LOEWE (ロエベ)は「クラフトの再生する力」にフォーカスし、伝統とサステナビリティが交錯するコレクションを発表した。今回、ミラノ・サローネの出展作品が日本橋三越 LOEWE 店でも展示される事を記念し、コレクションのコンセプトを体験する機会としてプレスイベントが開催。

イベント内では、日本の伝統技巧の一つである「金継ぎ」にフューチャー。そして金継ぎ体験をしたのは、私生活でも金継ぎの魅力に魅了されたという俳優・窪塚洋介。金継ぎアーティストである大脇京子さんに指導を受けながら、割れたお皿が新たな姿で再びお皿として活躍できる様を堪能した。

「金継ぎ」とは割れたり欠けたりした陶器やガラスなどを漆で修理する日本独自の伝統技術のこと。割れたお皿の継ぎ目に漆を塗り、その上に金をふりかけることで、一度バラバラになってしまった器が蘇るという、サスティナブルな技法。1枚のお皿を修復するだけでなく、異なるお皿同士をくっつければ、世界に1枚しかないオリジナリティあふれるお皿を作り出すことも可能だ。

日本橋三越で行われるロエベ展では、ミラノ・サローネ2022にて出店される LOEWE の作品を世界先行で発表。リサイクルされた新聞を編み込んだスクエア バスケット バッグや、スペイン・ガリシア地方にて数千年前より受け継がれてきた藁の編み技術に着想を得たバスケットバッグ、韓国の熟練した紙編み職人ヤンソン・リー氏による技法を用いた手編みのバスケットなど、伝統とサステナビリティが交錯するコレクションがそろう。会場では、天然繊維製品にレザーの革紐を用いて修復する技術をほどこした、1点ものの作品も展示するので、ぜひ足を運んでみて。