未来にも存在する衣服を探求したTaiga Takahashi の哲学・世界観を体験できるインスタレーションが阪急メンズ東京で開催
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未来にも存在する衣服を探求したTaiga Takahashi の哲学・世界観を体験できるインスタレーションが阪急メンズ東京で開催
taiga takahashi
shows its installation in Tokyo
Taiga Takahashi (タイガ タカハシ) の哲学、世界観を体験できるインスタレーション及び特別販売展、23年春夏コレクション「In The Presense of Absense 不在のなかの存在」が阪急メンズ東京で開催される。
デザイナーであり、現代美術家の故・髙橋大雅が、生前に手がけた23年春夏コレクション「In The Presense of Absense 不在のなかの存在」。阪急メンズ東京で開催されるインスタレーションのディレクションは、東京TDC2021グランプリを受賞したセノグラフィック・デザイナーの松本弦人が手掛けた。Taiga Takahashi の「過去の遺物を蘇らせて未来の考古物を発掘する」というコンセプトを、デザイン、手作りしたクラフト感溢れる懸垂幕で表現し、ヴィンテージウェアをベースに研究を重ねた素材やディティールなどをアレンジすることで制作された、時代を超越した服のすべてを知ることができる内容になっている。
懸垂幕は、Taiga Takahashi のショッパーや封筒など、ブランドを象徴する1899年創業の竹尾ペーパーの「クラフトデュプレN(晒クラフトと未晒クラフトの抄き合わせ)」を使用し、糸と針で縫い合わせるなど全て手作業で仕上げられている。インスタレーションに使用するハンガーは全て、アメリカの家具デザイナーであるジョージ・ナカシマの椅子を手掛ける桜製作所が、髙橋大雅のデザインをベースに制作したオリジナルだ。
手作りの懸垂幕を背景に、Taiga Takahashi のシグネチャーアイテムであるカバーオールジャケット、デニムトラウザー、バンドカラードレスシャツと、その着想源となったヴィンテージピースを並べて展示。ヴィンテージから復元した Taiga Takahashi のオリジナル素材であるセルビッジ生地やオリジナルのベークライトボタン、丸胴カットソー、泥染め皮パッチなど、プロダクトの裏側にあるストーリーやデザイン、開発に込めた想いなども知ることができる。
また、本展を記念して、1930年代のワークパンツをベースに、髙橋大雅があつめていたデッドストック生地を用いて製作した「Lot.201 Work Trousers」、 1920年代によく見られたアールデコ調のメタル構造のパーツを使用したコットンとレーヨン地のオリジナルストライプ柄の限定カラーサスペンダー、Taiga Takahashi のアイコニックアイテムであるベルトの限定カラーが発売される。
さらに、日本発のヘンプ(大麻布)ファブリックブランド majotae (マヨタエ) とのコラボレーションアイテム計4型の受注販売もおこなっている。2021年にオープンした京都・祇園の総合芸術空間「T.T」以外では初となる、Taiga Takahashi の2023年春夏コレクションの新作および限定、コラボレーションアイテムのフルラインナップ、そして哲学、世界観を体感できる唯一無二のインスタレーション及び特別販売展に足を運んでみてはいかがだろうか?