ヴァレンティノが世界各国のスタイリストとストアウィンドウを飾る、日本では表参道店にて公開中
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ヴァレンティノが世界各国のスタイリストとストアウィンドウを飾る、日本では表参道店にて公開中
Valentino
collaborates with stylists from around the world and reveals special store displays
VALENTINO (ヴァレンティノ) による2023年春夏コレクションを、世界各国のスタイリストが独自に解釈し表現したウィンドウディスプレイが、世界8都市とオンラインにて期間限定で公開中。東京ではヴァレンティノ 表参道にて、服部昌孝による演出が店舗を飾った。
VALENTINO のクリエイティブ・ディレクター Pierpaolo Piccioli (ピエールパオロ・ピッチョーリ) による2023年春夏コレクション「UNBOXING VALENTINO (アンボクシング ヴェレンティノ)」は、不要なものを取り除くことをテーマに、本質を明らにしユニークな美によって真の個性を生み出した。
今回のプロジェクトでは、世界中9組のスタイリストが、本コレクションと VALENTINO の伝統に対しそれぞれのクリエイティビティを調和させ、各都市を背景とするスペシャルディスプレイを生み出した。
東京の表参道店では、服部昌孝が東京の街角に自然の領地を作り、自然と構築物の関係性を演出。ナチュラルなアースカラーのルックに、モダンで軽やかな印象を与える VALENTINO のレイヤーを組み合わせることで、自然の美しさと人工物の対比の関係を表現した。木、石、砂へのオマージュは、感性の源である原材料への賛歌だ。
その他、ニューヨークでは Law Roach (ロー・ローチ) が特徴的な深い赤のボックスという空間を通して、ロンドンでは Rebecca Corbin Murray (レベッカ・コービン・マレー) がイエローの3Dフラワーがあしらわれたブラックのルックから着想をえたサイケデリックな世界観を通して、それぞれウィンドウディスプレイを演出。またパリでは Clement Lomellini (クレメント・ロメリーニ) が明るい色がダイナミックなディスプレイを作り出した。
ミラノでは Lorenzo Posocco (ロレンツォ・ポソッコ) がウィンドウの前で繰り広げられるストリートの風景とストア内の穏やかな世界の関係を捉えることでディスプレイに日常のシーンを取り入れた。ドバイでは Anne Dello Russo (アンナ・デッロ・ルッソ) がクールアクアマリンとゴールドによって水槽の中にいるかのような感覚を生み出し、上海では Mix Wei (ミックス・ウェイ) によって伝統的な中国絵画が讃えられた。またソウルでは Geum Nam Hwang (グム・ナム・ファン) によって ‘Unbox Me’ と名付けられたインスタレーションが登場した。
さらに、9つ目のディスプレイは、世界中の誰もが楽しめるようにオンライン上で公開された。Alexandra Grandquist (アレキサンドラ・グランクヴィスト) と Mackenzie Rae Grandquist (マッケンジー・レイ・グランクヴィスト) は情熱的なレッドを背景に、三角形のプラットフォームにマネキンを吊るし、VALENTINO のエッセンスを表現した。
各スタイリストは、音を通してよりディスプレイを楽しめるよう Spotify でオリジナルのプレイリストを作成。それらは VALENTINO 特設サイトより聞くことができる。