トゥ エ モン トレゾアがロンドン発の気鋭アーティスト、ルシンダ・チュアを招き八ヶ岳の吉村順三建築でライブ パフォーマンスを発表
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トゥ エ モン トレゾアがロンドン発の気鋭アーティスト、ルシンダ・チュアを招き八ヶ岳の吉村順三建築でライブ パフォーマンスを発表
Tu es mon Tresor
invites Lucinda Chua for its new event
2022年夏に熱海の吉村順三が設計を手掛けた個人邸宅で建築、家具、写真、ファッションの領域を横断するインスタレーションを開催した佐原愛美によるデニムブランド Tu es mon Tresor (トゥ エ モン トレゾア)。今回、再び日本を代表する建築家である吉村が設計を手掛けた八ヶ岳高原音楽堂にてイベントを4月13日(木)に開催することが明らかになった。
「空間が譜面に取って代わり、音楽家とその身体が楽器のように音を奏でる。そんな風景の一部として服を想像しようと試みました。」とデザイナーの佐原が語るように、今回は音楽堂の空間を出発点に、音楽パフォーマンスにフォーカス。ロンドンを拠点にシンガーソングライター、コンポーザー、プロデューサー、マルチ・インスツルメンタリストとして活躍する Lucinda Chua (ルシンダ・チュア) とコラボレートしたライブパフォーマンス「1988-」を発表する。
イギリス人の母と中国系マレーシア人の父との間に生まれた彼女は、自身のアイデンティティを辿る過程でエモーショナルなサウンドスケープにたどり着き、ソロデビューアルバム『YIAN』を3月24日に4AD よりリリースしたばかり。これまでに、FKA twigs (FKA ツイッグス) のコラボレーターとして「MAGDALENE」ツアーにチェロ奏者として参加したり、The Cinematic Orchestra (ザ・シネマティック・オーケストラ) にリミックスを提供し、高い評価を得ているアーティストだ。
1988年に完成した八ヶ岳高原音楽堂は、「世界でも通用するコンサートホールを」というピアニストの Sviatoslav Richter (スヴャトスラフ・リヒテル) 助言から、作曲家の武満徹が Richter とともにアドバイザーとして監修。これまでに、Keith Jarrett (キース・ジャレット) や Kronos Quartet (クロノス・カルテット) ら数多くの優れた音楽家が公演に訪れてきた聖地だ。
八ヶ岳の地で育まれた豊かな建築と音楽の歴史と繋がるための第一歩として、佐原は Lucinda Chua との対話を通して、パフォーマンスのための音楽、空間、服を想像。果たしてその日限りのライブパフォーマンスではどのようなランドスケープがひろがるのか。本公演の詳細については、Tu es mon Tresor の公式サイトより確認してほしい。