性とアートを探求する『リチャードソン・マガジン』最新号が発売。原宿でサインイベントも
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性とアートを探求する『リチャードソン・マガジン』最新号が発売。原宿でサインイベントも
Richardson Magazine
publishes “A11: The Agency Issue”
ニューヨーク発のアート / ポルノ誌『Richardson Magazine (リチャードソン・マガジン)』が創刊25周年を記念した最新号を発売。これに合わせ、同誌を刊行するブランド RICHARDSON (リチャードソン) の2024年春夏コレクションや、最新号にインスパイアされたアイテムを取りそろえたポップアップストアが、4月5日(金)から4月7日(日)まで開催される。2日目にあたる4月6日(土)には発行人の Andrew Richardson (アンドリュー・リチャードソン) をはじめ、最新号に関わった各界のクリエイターが集結するブックサイニングイベントも行われる予定だ。
Richardson Magazine は1998年の創刊以来、性と芸術、文化の交差点に立ち、数々のセンセーショナルな特集で世界を驚かせてきた。今回、性と表現の自由を掲げるアダルトエンターテインメントコミュニティ Pornhub (ポルノハブ) のスポンサーシップのもと、第11号となる「A11: The Agency Issue」を発行。タイトルにあるとおり今号のテーマは「エージェンシー」つまり、自身の意志で行動や決断を選ぶ能力である。
表紙を飾るのは、イギリスのフォトグラファー David Sims (デイビッド・シムズ) が撮影した日本出身のポルノスター Rae Lil Black (レイ・リル・ブラック)だ。カバーストーリーでは、元法学生だった彼女がたった1本のビデオをきっかけにポルノ界のスターダムを駆け上がった道のりが語られた。他にも「セクシーロボット」で知られるアーティスト・空山基や BL 漫画家・高崎ぼすこの特集、ポルノエージェント Spiegler Girls (スピーグラーガールズ) の創設者 Mark Spiegler (マーク・シュピーグラー) へのインタビュー、Jordan Wolfson (ジョーダン・ウルフソン) の新作「Body Sculpture」について Paul McCarthy (ポール・マッカーシー) との独占対談など、25周年を飾るにふさわしい盛りだくさんの内容となっている。
発売にともない4月5日(金)から4月7日(日)まで、原宿のセレクトショップ GR8 (グレイト) にて RICHARDSON のポップアップストアが開催される。春夏コレクションや最新号のグラフィックをモチーフにしたアイテム、空山基氏が特別にデザインした「Pornhub x Sorayama」キーチェーンのほか、今回刊行された最新号も数量限定で発売されるという。
また、会期2日目となる6日(金)の15時~18時には最新号のサインイベントが行われる予定だ。マガジンの発行人 Andrew Richardson、編集の Esra Soraya Padgett (エズラ・ソラヤ・パジェット) に加え、前述の Rae Lil Black や、今号で日本のアンダーグラウンド SM シーンを撮り下ろした Rosie Marks (ロジー・マークス)、オブセッション、恐怖、恋愛を描くアーティスト・佐藤允が集結する貴重な機会となっている。ファンならずとも、ぜひ足を運んで、新たな世界の扉を開いてみては。