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デシグアルとともに。玉城ティナとMasaki Sekoからの花便り。〈後編〉
desigual x m / mika ninagawa
with tina tamashiro & masaki seko
model: tina tamashiro & masaki seko
photography: kisshomaru shimamura
styling: miki aizawa
hair&make up: masayoshi okudaira
edit & text: honami wachi & risa matsumoto
1984年にバルセロナで Thomas Meyer (トーマス・メイヤー) が、デニムパンツをリメイクしてジャケットを作ったことから始まった Desigual (デシグアル)。そんな Desigual とコラボレーションを果たしたのは、写真家・映画監督として活躍する蜷川実花。彼女がディレクターを務める M / mika ninagawa (エム/ミカ ニナガワ) とタッグを組み、初のコレクションを発表した。大胆不敵かつあふれる色彩が特徴の両者が融合した、スペシャルなカプセルコレクションだ。このプロジェクトのために、蜷川が実際にバルセロナに足を運び、Desigual のためだけに撮り下ろした写真をコラージュ。カラフルでプレイフルなアイテムは、パワフルな異国の情景とともに胸の高鳴りを感じさせる。
袖を通したのは、蜷川との親交も深く、俳優・モデルとして存在感を放つ玉城ティナと、現役の早稲田大学生ながらもモデルとしてアジアを中心に人気を集める Masaki Seko (マサキ・セコ)。玉城が蜷川と出会ったのは、彼女がまだ14歳の頃。撮影を通して、デビュー間もない玉城を蜷川が勇気付けてくれたのだそう。表現者として常に女性の生き方を肯定してきた蜷川。国際女性デーに発売の本コレクションも、新たな季節を迎える人々の背中をそっと押してくれそうだ。
デシグアルとともに。玉城ティナとMasaki Sekoからの花便り。〈後編〉
スペイン語で「他とは違う」という意味を持つ Desigual は、その名の通り「他とは一味違う」ことをブランドフィロソフィーとして掲げる。グラフィカルなプリントが際立つTシャツとインナー、どちらも主役級のアイテムによるコンビネーションで、他とは一味違うレイヤードに。大ぶりのメガネで遊び心を散りばめて、現代風レトロビンテージスタイルの完成。
これまでの概念に捉われない「#NEWDESIGUAL」を新たなテーマとした Desigual。本コレクションでは、ジェンダーレスなフーディーが登場した。胸のときめきを掻き立てる彩りがフードまでプリントされているのが嬉しいポイント。ショートパンツを合わせて無邪気さを手に入れたら、春風を纏うウェアを思いのままに楽しんで。