Shirako-machi
holds an art festival exploring the necessities of life

千葉県白子町で百年後の衣食住を考える藝術祭が開催

Shirako-machi holds an art festival exploring the necessities of life
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千葉県白子町で百年後の衣食住を考える藝術祭が開催

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千葉県長生郡白子町で、暮らしの中のアートをテーマにした「白子藝術祭」が4月27日(土)から29日(月・祝)まで開催される。衣食住のそれぞれの分野で活躍するクリエイター3人が展示を手がけ、100年後の未来に向けて今ある暮らしをどのように受け継ぎ、変化させていくかを考える内容となっている。クリエイターたちの寄稿文と、展示でも登場する国登録有形文化財の「シラコノイエ」の写真をまとめた図録も販売される予定だ。

今年千葉県は誕生150周年記念事業の一環として、百年後の未来を共創する芸術祭「百年後芸術祭」を立ち上げ、県内の各地域でさまざまな催し物が行われている。その中でも九十九里浜の南エリアに位置する白子町は暮らし・生き方そのものをアートと捉え、暮らしの藝術活動をテーマとした「白子藝術祭」を開催予定だ。各界のクリエイター3人がそれぞれ暮らしの構成要素である「衣・食・住」を担当し、少人数制の体験型展示を行う。

「衣」分野では、 ISSEY MIYAKE (イッセイミヤケ) メンズラインを率いたファッションデザイナー・高橋悠介が、自身のブランド CFCL (シーエフシーエル) によるカプセルコレクション「Shadows」を発表するとともに、ポートレイトプロジェクト「SILHOUETTE in Shirako」を展示する。「食」の展示は白子町の旬の食事にフォーカスし、ライフスタイリストとして活動する大田由香梨によるワークショップを開催。新国立競技場を手がけた建築家・隈研吾は、もちろん「住」を担当し、同氏が修繕設計した古民家「シラコノイエ」のツアーが敢行される。白子町の豊かな風土の中で100年後の暮らしに思いを馳せるこの芸術祭に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。