今週のTFP的おすすめ映画
TFP的
おすすめ展覧会
「今、観るべき」「今からでも観れる」映画を月替わりでご紹介。東京都心で公開中の映画を中心に、
The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) 編集部おすすめの作品を、大型シネコンからミニシアターまでセレクト (毎週火曜更新)。
11/2025
三好耕三「A Long Interview with Kozo Miyoshi」
©三好耕三
1947年生まれ、千葉県出身の写真家・三好耕三。旅を通じて各地を訪れ、風景や人々の一瞬を観察者として静かに捉える同氏の写真は、時の流れや記憶、その土地の空気を繊細に写しとることで知られる。Vacant では約15年ぶりとなる本展は、新刊写真集『A Long Interview with Kozo Miyoshi』の刊行を記念して行われるもの。16×20インチという、超大判フィルムカメラで焼き付けられたモノクロの写真群が紹介される。旅路の中で被写体と向き合い、対等な関係を築きながら意識的に小さなユーモアを取り込んでいく。彼の写真に一貫する無垢な問いかけが織りなす、長い旅路の記録が凝縮された展示となる。三好の60年以上のキャリアをたどるフォトエキシビションにて、純粋かつ精美な世界を堪能してみて。
会場: Vacant/Centre
住所: 東京都渋谷区元代々木町27−6
会期: 11月28日(金)~12月22日(月)
時間: 13:00-18:00 *11月28日(金)は17:00まで
休廊日: 火、水、木
HP: www.vacant.vc
ジャック・テザム「A PATH THROUGH THE LOOP」
アーティストの Jack Tezam (ジャック・テザム) は、パリと故郷であるフランス中南部に広がる山地のマシフ・セントラルを行き来しながら活動。現在は台湾に拠点を移し、制作を行っている。「A PATH THROUGH THE LOOP」では、Jack にとって親しみのあるフランス中南部シマフ・セントラルを主題にした写真、ドローイング、インスタレーションで構成。火山活動により形成された山岳地帯に魅了された彼は、20年近くにわたって何度も足を運び、作品に昇華してきたという。新たな火山要塞の台湾へ拠点を移すという大きなターニングポイントを機に、制作の足跡をたどる重要な機会でもある展覧会。なお今回の作品では、台湾のアーティスト Yi Cheng Lee (イー・チェン・リー)、フランスのクリエイティブプラットフォーム Vaisseau Terre (ヴァイソー・テール) も参加する。Jack が新たなステージへ移るその瞬間を覗いてみては。
会場: LAID BUG
住所: 東京都渋谷区代官山町2−3 ザ・ロウズ代官山
会期: 11月28日(金)~12月13日(土)
時間: 13:00-20:00
休廊日: 日、月
HP: www.laidbug.com
おおつきしゅうと「Post City Presentation by Post City Boy」
グラフィックデザイナー・アートディレクターのおおつきしゅうと。広告やパッケージデザイン、音楽イベントや美術館の VI (ビジュアル・アイデンティティ) システムなど幅広い分野で活動している。タイトルに含まれる「ポストシティボーイ」とは、都市や社会の構造、そして表面的な事象を切り口に、現代の都市生活の本質を探る視点の象徴を示すもの。おおつきは、自身をその「ポストシティボーイ」に位置付け、都心という場所が持つイメージと現実を往還する体験を作品に落とし込んでいる。本展では、都市のインフラや日常の景観に潜む符号や痕跡に目を向け、その構造的な関係を可視化したドローイングシリーズを展示。そのほか、グラフィックデザイナーである自身をモチーフにした短編小説『ジェネリックデイズ』、世界が持つ「均衡」と「崩壊」の狭間に憂鬱な趣深さを見出すエッセイ『ニューメランコリー』を掲載した『ポストシティボーイマガジン』の創刊号を再構成し紹介する。都市の構造や風景に潜む感情や記号を読み解きながら、「ポストシティ」としての現在地を再考する試みとなるエキシビション。アーバン・ブルースから脱却するきっかけを与えてくれるこの機会を見逃さないでほしい。
会場: CALM & PUNK GALLERY
住所: 東京都港区西麻布1-15-15
会期: 11月14日(金)~11月30日(日)
時間: 13:00-19:00 *開廊時間外はアポイントメント制にてオープン
休廊日: 日、 月、火
HP: calmandpunk.com
銀座メゾンエルメス ル・フォーラム「メタル」
Élodie Lesourd | Synopsie (blackSheart) | 2019 | Print on paper, aluminium tape on paper and on floor | In Situ ©Élodie Lesourd
エルメス財団の書籍『Savoir & Faire 金属』の刊行を記念し、開催されるエキシビションでは、人類の歴史と深く結びついてきた金属の文化的側面に着目する。キーワードとなったのは、フランスの社会学者・歴史家 Hughes Jacquet (ユーグ・ジャケ) が提唱した、金属の「両義性 (アンビヴァレンス)」という考え方だ。音楽・映像・造形の角度から3名のアーティストが金属を紐解き、本質を掘り下げていく。パリを拠点に、メタル音楽を記号的に解釈するアーティスト Élodie Lesourd (エロディ・ルスール)。2011年に映画監督としてデビューし、日本古来の朱と水銀を媒介に、内的宇宙と外的象徴を創造する遠藤麻衣子。そして、銃や大砲などを扱った作品や金属の廃材を用いた作品を手掛ける榎忠。「金属」という素材がどれだけ多様な表情を持ちうるのか。それぞれが“金属”に違う温度感でアプローチし、その多面的な性質を浮かび上がらせる本展にぜひ足を運んでみて。
会場: 銀座エルメス ル・フォーラム
住所: 東京都中央区銀座5-4-1
会期: 10月30日(木)~2026年1月31日 (土)
時間: 11:00-19:00 *入場は18:30まで
休館日: 水 *年末年始は銀座店の営業時間に準ずる
HP: www.hermes.com
「NEW 010」
NEW AUCTION (ニューオークション) による第10回目となるアートオークション「NEW 010」。このアートオークションハウスは、従来のオークションという枠組みに縛られず、新しい体験、新しい価値観を提供することを目標に掲げ、原宿を起点に発足された。今回出品されるのは、ニューヨークを拠点とするアーティスト Glenn Ligon (グレン・ライゴン)、20世紀ポップアートの巨匠 Andy Warhol (アンディ・ウォホール)、現代アーティストとして高い人気を誇る KAWS (カウズ) などの作品。また、日本からも彫刻家の戸谷成雄による木材を球体上に削り出した作品『襞の塊Ⅱ』、造形作家の荒木高子による焼かれた聖書、写真家の上田義彦、アーティストの梅沢和木らの作品も出品される。NEW AUCTION が日本に吹き込む、アートをめぐる新たな循環。「NEW 010」を通じ、豪華アーティストの作品をその肌で感じ、アートと向き合ってみては。
会場: SAI
住所: 東京都渋谷区神宮前6丁目20−10 MIYASHITA PARK SOUTH 3F 30800
会期: 2025年11月15日 (土)〜11月21日 (金)
オークション: 2025年11月22日 (土) 13:00~(OPEN 12:30〜)
時間: 11:00-20:00 (最終日は17:00まで)
HP: newwwauction.com
ニコラス・トレンブリー「French Mingei」
©︎Shinsui Ohara
フランスを拠点にグローバルに活動するキュレーターの Nicolas Trembley (ニコラス・トレンブリー) による展覧会「French Mingei」。本展で、焦点を当てたのは華やかな装飾や贅沢さから離れた日用品。Trembley が長年にわたり収集してきた、19世紀後半から20世紀にかけて南フランスにて制作された生活道具や家具を紹介する。農民、労働者、名もなき職人が生み出した日用品には、伝統やクラフトマンシップ、機能美が息づいているという。タイトル部分に含まれる「民藝」が示すのは、単なる伝統ではなく、コミュニティを結びつける生きた記憶。日常を過ごしやすくするための工夫に溢れた「民藝」は、その土地の風土や生活の背景を浮かび上がらせてくれる。フランスの生活文化と日本の思想を重ね合わせ、暮らしの文化に宿る価値を深く映し出す本展。国、時代を超えた珠玉の出会いを、ぜひ体験してみて。
会場: Vague Kobe
住所: 兵庫県神戸市中央区海岸通9−2 4F
会期: 11月7日(金)~12月1日(月)
時間: 12:00-18:00
休廊日: 火、水、木
HP: tystudio.fr
「Marina Perez Simão & Tomie Ohtake」
現在ブラジルのサンパウロを拠点に活動するアーティスト Marina Perez Simão (マリーナ・ペレス・シマオ)。記憶やイメージの蓄積と並置を基盤に、油彩、水彩、版画の制作を手掛ける。一方、Tomie Ohtake (トミエ・オオタケ) は、ブラジル国籍の日系人アーティストの代表的な存在。日本からブラジルに帰化した彼女は、独創的な抽象表現を通してブラジルにおけるモダニズムに新たな地平を切り拓いたことで知られている。いずれもブラジルにルーツを持つ2人の展覧会が同時開催。今回のエキシビションでは、Simão の風景からインスパイアされた新作絵画と、Ohtake が1963年から2013年にかけて制作した作品が響き合うように展示された。Simão にとって日本での初個展となる本展では、縦型や横型のフォーマットを実験的に用い、新しい空間の捉え方を提案する。Ohtake のキャンバス作品と彫刻のエキシビションでは、20世紀ブラジル美術の中で故人が築き上げた、実験的で革新的な実績にフォーカス。独創的な8点の絵画、スチール彫刻が紹介される。ブラジルという共通のルーツを起点に、それぞれのアートがどう響き合うのか。2つの視点が交わるこの機会、ぜひ足を運んで体感してみて。
会場: Pace ギャラリー
住所: 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA 1-2F
会期: 11月4日(火)~2026年2月11日(水)
時間: 11:00-20:00 *日は18:00-20:00、それ以外は19:00-20:00でアポイントメント制
休廊日: 月
HP: www.pacegallery.com
「クサカ シオとジョナス ウッド」
©Jonas Wood
Japan Cityscape,2025
oil and acrylic on canvas
40 x 40 inches (101.6 x 101.6 cm)
Photo: Marten Elder,courtesy of the artist and David Kordansky Gallery
1972年、岩手県盛岡市生まれの陶芸家・彫刻家、クサカシオ。現在はアメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動し、オランダやニューヨーク、ロサンゼルスなどでエキシビションを開催するなど、グローバルに活躍する日本人アーティストの一人だ。1977年生まれのアーティスト、Jonas Wood (ジョナス・ウッド) もまた、ロサンゼルスを拠点に活動。風景やインテリア、器、植物、そしてスポーツをモチーフにしたペインティングで知られる。今回は、ロサンゼルスのデイヴィッド・コルダンスキー・ギャラリーと両足院の共同企画による2人展として開催。クサカによる陶芸作品と Wood による絵画が呼応されるように展示される。クサカは、古来より受け継がれる陶芸の理念を現代的な解釈へと昇華し、日本の縄文時代や古墳時代の陶芸に着想を得た作品を通して、近年のテーマを探求する。一方、ウッドの新作『Japan Cityscape』では、樹木や建物、芝生の質感が多様な線で描き出され、立体感と奥行きを巧みに表現。黒く塗りつぶされた空は、不思議な開放感を漂わせながら、寺院建築のもつ幾何学的な構造や静謐さを呼び起こす。Wood がクサカの器を描いた絵画や、クサカが両足院の内部空間をモチーフとして装飾した器など、暗黙の対話が交錯する本展。深まりゆく季節にぴったりな展示を、心ゆくまで体感してみて。
会場: 両足院
住所: 京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
会期: 11月13日(木)~12月10日(水)
時間: 13:00-17:00 *入場は閉館の30分前まで
HP: ryosokuin.com
小畑多丘「MYMOVE-彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する」
ブレイクダンスをモチーフとした彫刻家で知られる小畑多丘。自身のブレイキン経験に基づき、ブレイクダンスをする人= B BOY (ビーボーイ) の身体の動きをアート表現として昇華してきた。ダンスの途中で一瞬動きを止める「フリーズ」という技法を彫刻的な行為と捉えたことから、代表作「B BOY」シリーズが誕生。そのアプローチは、彫刻だけに留まらず、写真やドローイング、キャンバス、映像まで多岐に拡張し続けている。国内では、2年ぶりの個展となる本展では、ドローイング作品を中心に構成し、柱やガラス面、くぼみといったギャラリー空間の特徴的な構造を積極的に取り込みながら、小畑の彫刻的思考を空間全体へと展開する。B BOY のアイデンティティ、ヒップホップカルチャーをまとわせた作品群に触れてみてほしい。
会場: agnès b. galerie boutique
住所: 東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
会期: 11月15日(土)~2026年1月25日(日)
時間: 12:00-19:00
休廊日: 月 *11月24日(月)、1月12日(月)を除く、冬季休業 12月27日(土)~2026年1月5日(月)
HP: www.agnesb.co.jp
Ema Gaspar「きのせい」
ポルトガル出身、現在は東京を拠点に活動するビジュアルアーティスト Ema Gaspar (エマ・ガスパール)。パステルな色調と繊細なタッチで未知の生き物にも見えるような不思議なモチーフを描く作風が印象的である。Heaven by Marc Jacobs (へブン バイ マーク・ジェイコブス) や、NIKE (ナイキ)、HYSTERIC GLAMOUR (ヒステリック・グラマー) などのブランドとのコラボアイテムも人気を博している。今回の「きのせい」展では、
会場: GALLERY X BY PARCO
住所: 東京都渋谷区宇田川町15-1
会期: 11月14日(金)~12月1日(月)
時間: 11:00-21:00 *最終日のみ18時閉場、入場は閉場時間の30分まで (20:30入場締切・最終日は17:30入場締切)
HP: art.parco.jp
サイトウマコト「みえるもの」
サイトウマコトは、1952年生まれの画家。Lucian Freud (ルシアン・フロイド)、Francis Bacon (フランシス・ベーコン) といったイギリスの画家のポートレートを絵筆で描写するなど表現の幅を広げてきた。今回の個展では、サイトウが取り組み始めた抽象的な大型ペインティング作品の新作4点を紹介する。デジタル上での解体と再構成の過程において収集された多数のポートレートのデータの断片を組み合わせることで制作された作品群だ。制作過程においては、モニター上でいくつものレイヤーを重ねることによって作品の完成イメージを、「風景を探す旅」だと例えている。サイトウのまなざしが表象された「絵」が並ぶ本展。その「絵」は、風景を見出した作家本人のまなざしそのものを覗くことになるだろう。
会場: タカ・イシイギャラリー 六本木
住所: 東京都港区六本木6-5-24 3F
会期: 11月5日(水)~12月13日(土)
時間: 12:00~19:00
休廊日: 日、月
「EASTEAST_ 2025」
2年振りの開催となる、アートフェア EASTEAST_ (イーストイースト)。本イベントは、東京を拠点にアートやファッション、建築、デザイン、音楽など異なる領域で活動するクリエイターによって設立。1回目は2020年に開催され、コロナ禍におけるアートフェアのあり方を実験的に提示した。2023年の第2回は科学技術館に舞台を移し、約1万人を動員したことで、国内外から注目されるイベントの一つとなっている。第3回目を迎えた今回は、Gallery Common、Hi Bridge Books、Gallery Trax、ロンドンの MATTER など、国内外のギャラリー/スペースから26組が参加。出展者によるエキシビションに加え、パフォーマンス、トークショー、ビューイングプログラムを展開する。科学技術館でのプログラムのほか、原宿、神保町など都内各所にて、東京をはじめローカルに根付いたカルチャーシーンやコミュニティと直接つながるオフサイトプロジェクトなども企画されている。新進アーティストや、独自の表現で未来の文化を育む担い手を支援するプラットホームとしての役割も持つこのアートイベント。新たな交流、視点と出会うことのできる EASTEAST_ にぜひ足を運んでみて。
会場: 科学技術館
住所: 東京都千代田区北の丸公園2-1
会期: 11月8日(土)~11月10日(月)
時間: 11月8日(土)、11月9日(日) 12:00-19:00、11月10日(月) 12:00-17:00
HP: easteast.org
「alter.2025,Tokyo」
「alter. (アルター)」は次世代を担う多様な領域のクリエイターが集うオルタナティブなプロダクトデザインのあり方を提示する実験的なデザインイベント。ニューヨーク近現代美術館 (MoMA) や、パリのポンピドゥセンターのキュレーターやデザイナーなどのグローバルなデザインシーンを牽引するコミッティメンバーにより選び抜かれた11組のプロジェクト、計59名のアーティストがエキシビションを行う。参加者には、プロダクトデザイナーをはじめ、現代美術家、写真家、編集者、研究者、音楽家、ダンサー、アートディレクター、エンジニアなど、35歳以下の若手クリエイターが集結し、チームを組みプロジェクトを形成。コンセプトを明確に言語化できるかや、展示空間の設計、来場者の体験設計を含めたプレゼンテーション全体を評価するという。さらに会場では、10代に向けたプロダクトデザイン教育プログラムの成果展示、トークセッション等の多彩なコンテンツが展開。現代社会におけるものづくりの価値を問い直す本イベント。新進のクリエイターが一堂に会するこの機会を、見逃す手はない。
会場: 日本橋三井ホール
住所: 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO 室町1 4,5F
会期: 11月7日(金)~11月9日(日)
時間: 11月7日(金)、11月8日(土) 11:00-20:00 11月9日(日) 11:00-17:00
入場料: 1日券 ¥2,000 *学生 ¥1,000 (中学生無料)
3日通し券 ¥3,000 *学生 ¥2,000 (中学生無料)
HP: altertokyo.com
「『数寄者』の現代ー即翁と杉本博司、その伝統と創造」
1948年生まれ、東京出身の現代美術作家・杉本博司。現在は、東京とニューヨークを行き来しながら活動中。表現方法は、写真、彫刻、演劇、執筆、書、陶芸、和歌、料理といった多岐にわたるジャンルに及ぶ。一方、1881年に金沢で生まれた実業家・畠山一清は、日本の大手ポンプメーカーである株式会社荏原製作所を創業し発展させる傍ら、茶の湯を深く追求した数寄者としても知られる人物だ。笠原 畠山美術館の新館開館1周年を記念した特別な展示会は、日本の文化と美術に新たな解釈を取り入れ、「数奇の精神と茶の美とは何か?」という問いをテーマに構成。杉本の新作を含めた作品および同館のコレクションがお披露目される。同氏による屏風の大作『春日大社藤棚図屏風』や、最新作『埴輪鹿親子』などとともに展示されるほか、長年収集してきた古美術品から選りすぐりの品々が公開。本館2階の展示室では、笠原 畠山美術館の創設者である畠山が集めてきた茶道具などが並ぶ。近現代最後の数寄者・畠山一清と、現代の数寄者とも呼ぶべき、杉本博司が出会う本展。時代を超えた芸術作品の数々を通して、2人の茶の湯に対する姿勢や想いを紐解いてみては。
会場: 笠原 畠山美術館
住所: 東京都港区白金台2丁目20−12
会期: 10月4日(土)~12月14日(日) *前期10月4日(土)~11月9日(日) 後期11月12日(水)~12月14日(日)
休館日: 月 *祝日の場合は開館、翌日休館
時間: 10:00-16:30 *入場は閉館の30分前まで
HP: www.hatakeyama-museum.org
「BENTEN 2 Art Night Kabukicho」
3日間限定で開催される回遊型オールナイトイベント「BENTEN 2 Art Night Kabukicho」。日本最大の歓楽街である歌舞伎町の歴史とエネルギーを背景に、豪華アーティストによるジャンルを超えたアート表現が繰り広げられる。今年で2度目となるイベントの今年のテーマは、「都市の再野生化」。都市化が進み、あらゆるものが制度化されていく中で、独創的なアートがいかに生き残るのか。歌舞伎町というカオスティックな街を舞台に、アートが「野生」を取り戻し、新たな可能性を開く場を創出することを目指すという本イベント。新宿のカルチャー発信地である王城ビルをはじめ、アートギャラリーのデカメロンや、アトリエ WHITEHOUSE (ホワイトハウス) 、アートバーの東京砂漠、セレクトショップ THE FOUR-EYED (フォーアイド) など個性豊かなスペースを横断的に用いた、多様なコンテンツが展開される。アーティストが歌舞伎町の空間と対話しながら創作を行い、鑑賞者自身も街を歩き、アートと交わる空間を通じて、都市と芸能の関係を問い直すアンダーグラウンドな芸術祭。歌舞伎町の魅力を凝縮した、ホットな3日間をオールナイトで楽しんでみては。
会場: 歌舞伎町地区一帯
会期: 11月1日(土)~11月3日(月)
時間: 15:00-5:00 *11月3日(月) 15:00-23:00
HP: www.benten-kabukicho.com











