今週のTFP的おすすめ展覧会
TFP的
おすすめ展覧会
現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。
今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。
2/2026
「FUGUE FOR 31 RUE CAMBON: ROE ETHRIDGE AT CHANEL ARCHIVES」
©CHANEL/Roe Ethridge
アメリカを代表する現代写真家 Roe Ethridge (ロー エスリッジ)。CHANEL (シャネル) と10年以上にわたり協働してきた同氏が始動させたのは、ブランドの創業者 Gabrielle Chanel (ガブリエル・シャネル) の遺品にフォーカスしたプロジェクト。本展では、遺された品々に命を吹き込むかのような Ethridge のフォトコラージュ作品が紹介される。彫刻家 Jacques Lipchitz (ジャック・リプシッツ) による CHANEL の胸像、詩人 Pierre Reverdy (ピエール・ルベルディ) による「ミシアのための詩」の手稿、画家 Salvador Dalí (サルバドール・ダリ) とその妻 Gala Eluard (ガラ・エリュアール) によるイラスト付きの献辞本、バレエ「三角帽子」のための画家 Pablo Picasso (パブロ・ピカソ) によるスケッチ。様々なオブジェは、現代的な小道具と組み合わされており、CHANEL に鮮烈な現代の風を吹き込んでいる。メゾンの1世紀にわたる伝統をアップデートさせる珠玉のアート作品を見届けてみて。
会場: シャネル・ネクサス・ホール
住所: 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
会期: 2月25日(水)~4月18日(土)
時間: 11:00-19:00 *最終入場18:30
HP: nexushall.chanel.com
「ZINES FAIR at CP+」
国内外から人気を集める写真・映像の国際展示会 CP+ (シーピープラス) 内にて開催される「ZINES FAIR at CP+」。本イベントでは、第一線で活躍する作家から次世代を担う10代のユースまで、それぞれがイマジネーション溢れる ZINE を発表・販売する。写真家の金村修や細倉真弓をはじめ、エディターのトモ コスガ、インデペンデントのカルチャー誌の HIGH(er) MAGAZINE (ハイアーマガジン)、アーティストデュオの Fujimura Family (フジムラ ファミリー)。総勢180組を超えるクリエイターが集結する。ここでしか手に入らない特別な ZINE を、ぜひ手にしてみてほしい。
会場: パシフィコ横浜 (CP+2026会場内)
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
会期: 2月28日(土)〜3月1日(日)
時間: 10:00-18:00 *最終日のみ17:00まで
入場: CP+2026への事前来場登録が必要 *入場無料
HP: www.cpplus.jp
「VISAGES DU CINEMA FRANCAIS フランス映画界の顔たち」
© Marie Rouge / Unifrance
国内最大級のフランス映画の祭典「第33回フランス映画祭 2026」の開催を記念し、行われる写真展「VISAGES DU CINEMA FRANCAIS フランス映画界の顔たち」。本展では、写真家 Marie Rouge (マリー・ルージュ)、Laura Stevens (ローラ・スティーヴンス)、Philippe R. Doumic (フィリップ・R・ドゥミック) の3名が、フランス映画を彩ってきた「顔」にそれぞれのまなざしから迫る。巨匠 Jean-Luc Godard (ジャン=リュック・ゴダール) をはじめ、Dardenne (ダルデンヌ) 兄弟、女優 Lea Seydoux (レア・セドゥ) にいたるまで、黄金期を象徴する映画人、そして現在から未来へと映画界を牽引する映画監督や俳優たちのポートレート全42点が会場を飾る。また、長年にわたり映画を支援してきた agnès b. (アニエスべー) と映画文化との深い結びつきについても紹介。フランス映画の「これまで」と「これから」を繋ぐ、より深い映画体験を渋谷で目撃してほしい。
会場: アニエスベー ギャラリー ブティック
住所: 東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山 2F
会期: 2月21日(土)~4月5日(日)
時間: 12:00-19:00
休廊日: 月 *2月23日(月)を除く
HP: www.agnesb.co.jp
アンドリウス・アルチュニアン「Obol」
Andrius Arutiunian | Below (For the Ones That Murmur) | 2024
Courtesy of the artist | Photo by Dat Bolwerck, Zutphen
アルメニアとリトアニアにルーツを持つアーティストであり、作曲家としても活動する Andrius Arutiunian (アンドリウス・アルチュニアン)。日本初となる個展「Obol」は、オルタナティブ・スペース「The 5th Floor (ザ・フィフス・フロア)」のディレクター・岩田智哉をゲスト・キュレーターに迎え、構成された。かつて神聖とされていながら、現代では世俗的用途に転用されている石油由来の物質「瀝青」。この素材を着想源に、古代宗教から語り継がれる神話へオマージュを捧げ、制作された最新の作品群が公開される。彼が創出する冥界を思わせるダークな空間に交わるのは立体的なサウンドレイヤー。儚くも瞑想的な世界観は、鑑賞者をまだ見ぬ未知の世界に連れ出してくれるはず。
会場: 銀座メゾンエルメス ル・フォーラム 8・9階
住所: 東京都中央区銀座5-4-1
会期: 2月20日(金)~5月31日(日)
時間: 11:00-19:00 *入場は18:30まで
休館日: 水
HP: www.hermes.com
「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」
田中功起《可傷的な歴史(ロードムービー)》
2018年 ビデオ・インスタレーション サイズ可変 個人蔵
横浜美術館リニューアルオープン記念展の最後を飾る大規模企画展「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」。本展は、地理的にも文化的にも近しく、長い歴史をともに歩んできた隣国・韓国との関係性やたがいのまなざしを、両国のアートを通じて照らし出していく。1965年の日韓国交正常化から60年。この節目に合わせ、韓国の国立現代美術館との共同企画により実現したエキシビションとなっている。出展作家は、Nam June Paik (ナムジュン・パイク) をはじめ、中村政人、日本の前衛芸術グループであるハイレッド・センター、李禹煥、村上隆ら50組以上のアーティスト。国立現代美術館の所蔵品から優品19点が来日するほか、日本初公開の作品、本展のための新作も一堂に会する。今の時代にかかせない韓国カルチャー。日韓美術の関係を入口に、「いつもとなりにいる存在」について解像度を高めてみては。
会場: 横浜美術館
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
会期: 2025年12月6日(土)~2026年3月22日(月)
時間: 10時~18時 *入館は閉館の30分前まで
休館日: 木
入館料: 一般 ¥2,000、大学生 ¥1,600、中学・高校生 ¥1,000、小学生以下無料、ペア券 (一般2枚) ¥3,600
「GEZAN : PHOTOGRAPHS OF A BAND ― 3人の写真家、写された時代」
本展では、オルタナティブロックバンド・GEZAN (ゲザン) を、写真家・水谷太郎、池野詩織、Takako Noel が三者三様の距離と視点、関係性の中で記録してきた写真を、ギャラリーの1フロアごとに展示構成を分けて展開する。ライブでの熱狂の記録、舞台裏や移動中に写された断片的な光景、公に発表されることを前提としていなかった写真。3人が各々過ごした GEZAN との特別な時間を並置させることで、このバンドの歴史と現在を鮮明に浮かび上がらせる。ひとつの像に回収されることなく、複数の視線と時間のずれを内包した写真のあり方。その追求が、「PHOTOGRAPHS A BAND」というタイトルには込められている。異彩を放つ GEZAN にとってかけがえのない瞬間が凝縮された本展。この豪華セッションをぜひ会場で見届けてほしい。
会場: Place M
住所: 東京都新宿区新宿1-2-11近代ビル2F,3F,4F
会期: 2月23日(月)〜3月1日(日)
時間: 12:00-19:00
HP: www.placem.com
Nobuko Baba「ニュージーランド」
定期的に海外を訪れては、手記を綴るように写真に記録してきたファッションフォトグラファー Nobuko Baba。新作写真展「ニュージーランド」では、初めて訪れたという同国でのロードトリップの記録を紹介する。車で8日間走り、写し出したものは、広大で少し遠い風景。土地から土地へと移ろう中で、流れるように過ぎゆく壮大なランドスケープを丁寧に切り取った。本展では、前作から最新作までを網羅した作品集も販売される。彼女が旅の中で見出した暮らしや景色からは、作家自身の美学だけでなく、その土地に対する深い愛着や慈しみを体感できるはずだ。
会場: see you gallery
住所: 東京都渋谷区広尾1-15-7 2F
会期: 2月21日(土)〜3月8日(日)
時間: 13:00-20:00
HP: seeyougallery.com
ロバート・ナヴァ「Supercharger」
美とカオスが織り交ざった独特の世界観で絵画を描くアーティスト Robert Nava (ロバート・ナヴァ)。日本での初個展「Supercharger」では、彼が2023年から2026年にかけて制作した新作の絵画と紙の作品を紹介する。油彩、アクリル、グラファイト、色鉛筆、クレヨン。多様な画材を用い、即興的な筆致で描かれた紙作品は Nava の卓越したドローイングの実践を鮮明に物語っている。ウサギがドラゴンへと姿を変える変幻自在な世界を表現した作品「Diamond Sword (charged)」(2024年)、犬とドラゴンを掛け合わせた生き物が双頭のガチョウを連れ去ろうとしている様子を描写した「Suit of water (Grease Evolution)」(2024年) といったイマジネーションに溢れる作品が並ぶ本展。ユーモアに富んだ Nava のまなざしは、鑑賞者が内に秘めた無限の想像力を鮮やかに呼び覚ますはず。
会場: Pace東京
住所: 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA 1-2F
会期: 2月19日(木)〜4月1日(水)
時間: 11:00-19:00
休廊日: 月
HP: www.pacegallery.com
ハーム・ファン・デン・ドーペル「Cloud Writings」
© Harm van den Dorpel, Courtesy of Upstream Gallery Amsterdam and Takuro Someya Contemporary Art
コンピューターのアルゴリズムを用いて作品を制作するジェネラティブアートの実践を続けてきた Harm van den Dorpel (ハーム・ファン・デン・ドーペル)。個展「Cloud Writing」
では、20世紀後半にミニマリズムやコンセプチュアル・アートで活動した女性作家たちの思考を手がかりに展開されたアルゴリズム描画に注目し、Dorpel の試みを紹介する。行と列の反復によって設計される二次元グリッド構造。この構造は、文字を描くプロセスと布を織るプロセスを表現しており、宗教的あるいは紋章的なイメージも想起させる。いくつかのドローイングには部分的に直接手を加えているものの、大部分はアルゴリズムを使用したプロットマシンに指示を与えるコンピュータープログラムで制作されているという。計算と身体性のあわいに立ち上がる、二次元の世界を目撃してほしい。
会場: Takuro Someya Contemporary Art
住所: 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex I 3F TSCA
会期: 2月14日(土)〜2026年3月21日(土)
時間: 11:00-18:00
休廊日: 日・月・祝日
HP: tsca.jp
「テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」
ヴォルフガング・ティルマンス《ザ・コック(キス)》2002年、テート美術館蔵
© Wolfgang Tillmans, courtesy of
Maureen Paley, London; Galerie
Buchholz; David Zwirner, New York
1980年代後半から2000年代初期にかけて制作された英国美術をテーマに据えたエキシビション。本展では、当時世界中で注目を浴びた「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト (YBA)」と呼ばれた作家や、同時代の作家たちの作品約100点を紹介する。ラインナップするのは、Damien Hirst (ダミアン・ハースト)、Julian Opie (ジュリアン・オピー)、Lubaina Himid (ルベイナ・ヒミド)、Wolfgang Tillmans (ヴォルフガング・ティルマンス)、Tracey Emin (トレイシー・エミン) といった伝説的アーティスト。緊張感が漂うサッチャー政権下 (1979-90年) において、実験的なアプローチによって独自の表現を切り開いていた作家たちの作品を通じて、英国美術の革新的な創作の軌跡を多角的に浮き彫りにする。90年代のクリエイティブな熱狂、アート史に名を刻むアーティストの作品、UK カルチャーに溢れた黄金期の息吹が一堂に会す本展。世界が目撃したあの衝撃を、ぜひこの機会に味わってみてほしい。
会場: 国立新美術館 企画展示室2E
住所: 東京都港区六本木7-22-2
会期: 2月11日(水)~5月11日(月)
時間: 10:00-18:00 *会期中の金・土は20:00まで、入場は閉館の30分前まで
休館日: 火 *5月5日(火)は開館
入場料: 一般 ¥2,300、大学生 ¥1,500、高校生 ¥900、中学生以下無料
HP: www.ybabeyond.jp
Taka Mayumi「off nominal / after nexus」
写真を軸に、映像、絵画、立体、そして音へとあらゆる領域を横断しながら表現してきた写真家 Taka Mayumi。本展「off nominal / after nexus」では、それぞれのメディアを独立したものとして捉えるのでなく、相互に共鳴し合う一つの空間として提示する。 空間に散りばめられた小さな写真、流れる音、揺らぐイメージ。それらが混ざり合う中で、鑑賞者の視線は行き場を失い、思考を膨らませる。 答えを見つけるのではなく、意味を委ねる体験を提供することで、写真を含むメディアの在り方を更新しようとする試みだ。Taka Mayumi が切り開くメディウムの新境地。ぜひ本展に足を運び、「写真」や「イメージ」の見方をアップデートしてみてはいかが。
会場: Detour
住所: 東京都新宿区築地町13 赤城ビル203
会期: 2月14日(土)〜3月1日(日)
時間: 14:00~20:00
休廊日: 火、水、木
HP: www.instagram.com
恵比寿映像祭2026「あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight」
2009年に幕を開け、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、ライブ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行ってきた映像とアートのフェスティバル「恵比寿映像祭」。2026年の総合テーマは、「あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight」。台湾語からの発想を起点に、いまの社会に混在する多様な文化、言語そして表現が互いに共鳴するポリフォニックな空間を構想。東京都写真美術館をメイン会場に、恵比寿ガーデンプレイス各所、恵比寿地域の複層的な場所で多様なプログラムが展開される。イギリス在住の Susan Hiller (スーザン・ヒラー)、オーストラリア出身の Angelica Mesiti (アンジェリカ・メシティ)、韓国から Sojung Jun (チョン・ソジュン)、台湾の張恩滿など世界中から多ジャンルのアーティストが集結。多様な文化が折り重なり、恵比寿という都市空間がアートに包まれる特別な16日間をお見逃しなく。
会場: 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス各所、地域連携各所ほか
会期: 2月6日(金)〜2月23日(月)
時間: 10:00-20:00 *最終日は18:00まで
休館日: 2月9日(月)、2月16日(月)
料金: 展示無料 *上映と一部イベントのみ有料
HP: topmuseum.jp
築山礁太「S.L.L.S.」
1997年生まれ、東京都出身の写真家・築山礁太。これまで、築山は写真を像として提示する以前の段階に着目し、写し出すまでのプロセスや調整を制作のコンセプトとしてきた。4年ぶりの個展「S.L.L.S.」では、道具、身体の所作、光や匂いといった要素を用いながら、観測が行われる過程そのものが空間として立ち上げる。「Stop Look Listen Smell」の頭文字からなるこのタイトルは、鑑賞者への指示や方向を示すものではない。それは、使い道の定まらない道具に仮貼りされたラベルのように、作品全体の状態を静かに指し示すものである。現在、築山が掲げる視座とは。本展を通して、その現在地をぜひ確かめてみてほしい。
会場: COPYCENTER GALLERY
住所: 東京都板橋区板橋4-4-2 ミクニビル 1F/B1F
会期: 1月30日(金)〜2月10日(火)
時間: 13:00-19:00
入場料: 500円
HP: copycenter.gallery
黒田零「影の語り部」
写真のみならず、映像作品や音楽など多角的に活動する作家・黒田零。本展「影の語り部」では、反射的に行っているようにみえる「見る」という行為そのものに焦点を当てる。日々見ている膨大な写真も、実際には単に「視界に入れている」にすぎない。しかし黒田は、よく見えないもの、何が写っているかわからないものと向き合うときに、人は初めて能動的に「見る」という行為を再認識するのだと説く。今回展示される写真群は、作家が世界をいかに見るのかという主張であり、「あなたは世界をどう見ているのか?」という鑑賞者への問いかけでもある。日常ではほとんど見つめることのない、影と闇。暗がりの中でこそ浮かび上がる本質を、ぜひ見出してほしい。
会場: テラススクエア 1F エントランスロビー
住所: 東京都千代田区神田錦町3-22
会期: 1月26日(月)〜5月22日(金)
時間: 8:00-20:00
休館日: 土、日、祝日
HP: www.instagram.com
安野谷昌穂「GOODRUG」
絵画やドローイング、コラージュなど多岐にわたるアプローチを横断するアーティスト安野谷昌穂。本展「GOODRUG」では、2019年に彼が滞在したオーストラリアの先住民族やメルボルンの薬物問題から着想を得た作品を紹介する。安野谷は平和な街の裏側に潜む負の連鎖を目の当たりにし、やるせない気持ちとともに、その不快感を払拭するかのように制作に取り組んだ。現地で購入した”パケ”サイズの小さなコラージュ作品シリーズ「GOODRUG」がもたらすのは、幻覚ではなくイマジネーションと笑い。唯一無二の良質なドラッグを味わってほしい。。
会場: CENTER
住所: 東京都中央区八丁堀2-21-12
会期: 2月6日(金)〜2月21日(土)
時間: 13:00-20:00
休廊日: 日
HP: center.degico.jp
ヴィンカ・ペータセン「NO SYSTEM」「Future Fantasy」「DEUCE AND A QUARTER」
イギリスの写真家であり、インスタレーション、 マルチメディア、そしてパフォーマンスアーティスト Vinca Peterson (ヴィンカ・ペーターセン)。彼女は、社会貢献の分野で活動しており、アート作品はすべて、社会的に認められていないコミュニティの声なき声を掬い上げ、彼らの存在や活動を可視化することを目的としている。本展は1日限りのエキシビジョンであり、90年代ヨーロッパで開催された違法のレイヴパーティのドキュメンタリー作品『No System』(1999年) や、90年代のロンドンクラブシーンで撮られた写真を中心にコラージュした『Future Fantasy』(2017年)、親友でもあった伝説的なフォトグラファー Corinne Day (コリーヌ・デイ) らとアメリカを旅した記録をまとめた写真集『DEUCE AND A QUARTER』(2018年) の3冊を紹介。1日限りの個展を通じて、彼女が切り取る社会の断片的な声を、その目で見届けてほしい。
会場: flotsam books
住所: 東京都杉並区和泉1-10-7
会期: 2月8日(日)
時間: 14:00-20:00
HP: flotsambooks.com











