豊田利晃監督の最新長編映画『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』が始動。
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豊田利晃監督の最新長編映画『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』が始動。
toshiaki toyoda
new film ”TRANSCENDING DIMENSIONS”
短編映画『生きている。』の3都市上映ツアーを9月に終えたばかりの豊田利晃監督が、最新作となる長編映画 『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』の製作決定を発表。宇宙空間に浮かぶ、赤く染まった地球のイメージビジュアルもお披露目。本作の公開は2023年を予定している。
豊田利晃監督は、2019年から『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』『全員切腹』など、狼蘇り信仰を軸とする「狼蘇山シリーズ」を立て続けに発表してきた。2020年以降は、東京2020オリンピック開会式の7月24日に合わせて、毎年同日に上映イベントを開催。祭りを通して、世に問いを投げかけ続けている。2022年にも新作映画を発表し、混沌の時代に挑む作品を作り続けている。
来る2023年に向けて新たに発表されたのは、『破壊の日』(2020年) ぶりとなる長編映画『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』。脚本執筆中の本作は、その舞台を宇宙まで広げ、時空を超越するような壮大な物語を予定している。豊田監督作品の中でも、類をみない内容と技法が惜しみなくそそがれる本作。SF要素も加わり、「狼蘇山シリーズ」の集大成であり新章となる予感。物語、スタッフ、キャストなどの詳細は未発表だが、驚くようなメンバーの集結を予定しているという。 今後の続報を待ちたい。
豊田監督本人からもコメントが到着。
「誰もが叫びたい言葉があるだろう。国葬の日に。日々の日常に。その小さな叫びを背負って、心を溶かされないで、新しい次元を超える映画の旅を歩みたいと思います。映画は長編とか短編とか長さで良し悪しが決まるものではありません。でも、今回は少し長い作品になりそうです。すべてをかけて挑みたいと思っています。どうかご協力をお願い致します。祈りを込めて」
既に製作に向けたクラウドファンディングがスタートしており、2022年末までサポートを募っている。