実験音楽の祭典「MODE」が再び!ゴールドウインのサポートのもとローレル・ヘイローほか国内外のアーティストを招聘
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実験音楽の祭典「MODE」が再び!ゴールドウインのサポートのもとローレル・ヘイローほか国内外のアーティストを招聘
an experimental music event
"mode"
to be hold again supported by goldwin "REGENERATIVE CIRCLE"
ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクションの「33-33 (サーティースリー・サーティースリー)」と日本を拠点として実験的なアート、音楽のプロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ「BLISS (ブリス)」が贈る、実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ「MODE」。2023年5月に都内複数の会場で9日間にわたり催され、高い評価を得た同イベントのスピンオフ企画が、12月18日に再び開催。GOLDWIN (ゴールドウイン) 「REGENERATIVE CIRCLE」のサポートのもと、東京・大久保の淀橋教会にて Laurel Halo (ローレル・ヘイロー) や Julia Holter (ジュリア・ホルター) らがパフォーマンスを披露する。
2018年にスタートした「MODE」は、2019年にロンドンが最後の開催となっていたが、初回のキュレーションを手がけた坂本龍一に敬意と追悼の意を込め、東京にて復活。スピンオフ企画となる「MODE AT YODOBASHI CHURCH Supported by REGENERATIVE CIRCLE」 では、坂本に次いで翌年のキュレーションを手がけた Laurel Halo が、5年ぶりとなる自身の新作『Atlas』を披露する。また、坂本龍一と Laurel Halo に関しても、Spotify (スポーティファイ) にて公開されている坂本が自身の葬儀のため作成したプレイリストの最後の曲に Laurel Halo の楽曲が選ばれていることがまだ記憶に新しい。
会場となるのは、新宿区大久保の多国籍な街中に位置する淀橋教会。2024年に創立120周年を迎える聖書的プロテスタント教会で、国内の様々なキリスト教関係建築を手掛けてきた建築家・稲冨昭氏によって設計。美しい曲線で構成された複雑な天井形状と、暖かな光が降り注ぐようデザインされた天井中央にある十字のスリットを特徴とし、高い吹き抜けの礼拝堂で開催される公演は、普段とは異なる音楽体験を提供する。前回の「MODE」では、千秋楽として同会場で Kali Malone 率いる Does Spring Hide Its Joy (ダズ・スプリング・ハイド・イッツ・ジョイ) や FUJI|||||||||||TA (フジタ) がパフォーマンスを披露した。今回は Laurel Halo ほか、作楽器によるドローン・ミュージックの世界的パイオニアである故・ Yoshi Wada (ヨシ・ワダ) を父に持つLA拠点の作曲家、パフォーマー Tashi Wada (タシ・ワダ) と、LA拠点の作曲家、パフォーマー、レコーディングアーティストの Julia Holter (ジュリア・ホルター) による「Tashi Wada with Julia Holterの」初来日公演が決定。もとより親交があったふたりは、ソロプロジェクトの傍ら、互いのプロジェクトで共演を重ねてきた。また、国内からはギタリストの Riki Hidaka (日高理樹) が出演を予定している。
本プロジェクトをサポートするのは、GOLDWIN と Spiber (スパイバー) が研究開発によって生み出した新素材「Brewed Protein™」を起点に、結成されたアート、カルチャー、ファッション、テクノロジーなどを横断しながら、新たな未来への可能性を探求するコミュニティ「REGENERATIVE CIRCLE」。Simone Farresin (シモーネ・ファレジン) と Andrea Trimarchi (アンドレア・トルマルキ) の2人によって設立されたオランダ・アムステルダム発のデザインスタジオ「FORMAFANTASMA (フォルマファンタズマ)」をはじめ国内外のアーティストらが所属している。