自分の強みは何か。それがわかれば、自ずとスタイルというものはその輪郭を濃くしていく。着る人の魅力を最大限に引き出す黒こそ、自分に似合う最適解を見つけたい。飛び抜けた感性を発揮するアートディレクターのとんだ林蘭は、オールブラックに身を包んでも、その個性が溢れ出る。すらりと伸びたプロポーションをさらに強調するのは、JOSEPH のタイムレスな定番のデザインが揃う「FOUNDATIONS」のフレアパンツ。イタリアで製造されたスーパーストレッチの技術を駆使した高耐久素材が、美しいラインを描く。さらに、2種類のシアリングされたシープスキンを組み合わせたアウターは、一枚羽織るだけでコーディネートを一気に格上げする。

—現代的な女性と聞いて、どんな人が思い浮かびますか？

選択肢を多く持つ女性。わたしもまだまだなんでもやってみたいです。目の前に流れてきたことを、大喜利のように楽しんでやっていきたいです。

-尊敬している女性について教えてください。

わたしの身の回りには、尊敬できる女性がたくさんいます。それぞれ個性がありますが、共通しているのは気持ちも体もタフなこと。優しく、美しい人ばかりです。

ファッションディレクターとして活躍する菊乃の、凛としながらも、しなやかな佇まいには、ラムスキンを用いたナッパレザーがよく似合う。上質な光沢と柔らかな質感が、全身をレザーで揃えても重たさを感じさせず、軽やかで洗練された印象を纏わせる。レザージャケットには珍しい、ストームフラップがあしらわれ、さらに袖口にはアームベルトが配された、ギミックの効いた一着。スカートもさりげなくAラインにラップ風のデザインが施され、細部へのこだわりが光る。そして、JOSEPH のナッパレザーは柔らかく丈夫なので、気負うことなくデイリーに愛用できるはず。

—現代的な女性と聞いて、どんな人が思い浮かびますか？

強い女性ですかね。惹かれるのは、プロフェッショナルで、芯がある女性。ユニークな人は輝いていて、美しいなと感じます。

一今後の展望についても教えてください。

仕事では、これからも服を作り続けていきたいです。プライベートでは、自然の近くに住みたいですね。空が広い場所で体をいっぱい伸ばして深呼吸できるときに、1番喜びを感じるので。