【メンズビューティ】 #7 まぶたと頬に、じんわりとハイライト。
masculinity of the moment
#7 wild highlighter
photography: hiroki watanabe
makeup & hair: mika iwata
model: ciel
styling, text & edit: toru mitani
昨今の “メンズビューティ” において、忘れてはならないのが 「目立ちたいわけではないけど、かっこよくいたい」 というスタンダード層の観念。そこで重要なのは、男らしさをチューニングする美容。必要最低限のミニマムメイクを好む女性にも役立つ、ジェンダーレスでこなれたビューティのティップスをお届けする。 (第7回/全9回)
【メンズビューティ】 #7 まぶたと頬に、じんわりとハイライト。
「ロングバケーション」(1996年)の竹野内豊を覚えているだろうか(若い世代は、TSUTAYAでレンタルしてみて欲しい)。ワイルドなもみあげに、どことなく粗野な風貌。だけど、頬や唇にはハリのあるヘルシーなツヤ。この違和感とも捉えられるギャップは、メンズメイクの黄金比率であることは間違いない。そして、2021年の今であれば、ラフなハイライトで楽しんでみてもいいだろう。それは、YouTuber が 3D メイクを施す過剰なハイライトではなく、なんとなく光を集めたようなノンシャランなハイライト。日中の保湿ケアを叶えるスティック状の美容液を頬や唇にサッと塗ったり、クリアタイプのハイライターをまぶたに重ねたり。たったそれだけで、顔への奥行きとヘルシーで粋なカッコよさが生まれる。この “ツヤ仕込み”、アイシャドウに疲れた時の息抜きとしてもちょうどいい。
[HOW TO MAKEUP]
頬と唇にはIPSA(イプサ)の美容液 「ザ・タイムR デイエッセンススティック」 を塗り、化粧水で保湿したような潤いを。まぶたには BISOU by yUKI TAKESHIMA(ビズゥ バイ ユキ タケシマ)のハイライター 「ダイアモンドグロウ」 をのせ、指でまぶた全体になじませる。日中、アイケアをした際のツヤがハイライト効果を生むことも。