今週のTFP的おすすめ展覧会
TFP的
おすすめ展覧会
現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。
今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。
4/2026
「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」
待望の展覧会の発表に、胸を高鳴らせたファンも多いはずだ。デザイナーだけでなく、アーティストとしての顔も持つ Martin Margiela (マルタン・マルジェラ)。本展では、再利用、分解、変容といった Martin Margiela が継続して探究しているテーマを軸に、絵画、彫刻、ドローイング、コラージュ、アッサンブラージュなど、多岐にわたる表現方法を用いた作品を紹介。人間の身体を重要なインスピレーションの源としながら、日常にありながら見過ごされがちなものを、鋭い観察眼によって非凡なアートへと転化させていく。九段ハウスという歴史の重みを湛えた邸宅全体を舞台に、数多くの作品が儚くも一時的なインスタレーションとして展開される本展。歴史的建造物と現代美術が織りなすコントラストのなかで、アーティスト Martin Margiela が提示する独自のヴィジョンをぜひ体感してほしい。
会場: 九段ハウス
住所: 東京都千代田区九段北1-15-9
会期: 4月11日(土)〜4月29日(水)
時間: 10:00-19:00 *4月29日(水)のみ最終入場16:00、閉館時間17:00
観覧料: 一般 ¥2,500
HP: martinmargielaatkudanhouse.jp
森山大道「ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」
©︎Daido Moriyama Photo Foudation, courtesy of Akio Nagasawa Gallery
世界的写真家・森山大道の個展「ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」は、1974年の「森山大道プリンティングショー」
会場: Akio Nagasawa Gallery Ginza
住所: 東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F
会期: 4月8日(水)〜5月30日(土)
時間: 11:00-19:00 *土曜 13:00-14:00 CLOSED
休廊日: 日、月、祝 *4月29日(水)〜5月6日(水)は休廊
HP: www.akionagasawa.com
河野幸人「And Then/それから」
金沢を拠点に、オルタナティブスペース IACK (アイアック) を主宰する写真家・河野幸人。本展では、山中温泉を流れる渓流の風景を起点にした写真と、2025年に発表した作品「And Then/それから」を再構成したテキストのインスタレーションを組み合わせた新作が石川県の旅館「花紫」に展開される。風景と記憶、そして鑑賞者自身の体験が、空間のなかで静かに交差する構成だ。「すでにあるもの」を写し出すメディアである写真を、現在進行形の出来事として提示し得るのか。河野がキャリアスタート時から抱いてきたこの問いに対し、これまでの実践の積み重ねを通してアプローチを試みる。日常の枠組みを揺さぶる河野のまなざしを、「花紫」の洗練された佇まいとともに、心ゆくまで味わってみて。
会場: 花紫
住所: 石川県加賀市山中温泉東町1丁目ホ17-1
会期: 4月10日(金)〜5月10日(日)
時間: 12:00-17:00
休廊日: 4月15日(水)、16日(木)、22日(水)、23日(木)、5月1日(金)
HP: yukihitokono.com
川島小鳥、米山菜津子「P・R・E・S・E・N・T」
写真家の川島小鳥とグラフィック・エディトリアルデザイナーである米山菜津子による写真展「P・R・E・S・E・N・T」。本展は、川島の写真集『サランラン』(2025年) の舞台となった韓国を2026年に再訪し、後日譚として撮り下ろされた写真群により構成される。ひとつの作品が完結した後に訪れる「あたたかな静けさ」。そして会場に漂うのは、静謐でどこか遠い惑星から光が差し込んでいるような、純粋な空気だ。会期中には、両者によるトークイベントも開催するほか、新作写真集や関連書籍、ポスターなども販売される。ぜひ写真集を手に取りながら、2人が紡ぎ出す韓国の断片を、静かに見つめてみて。
会場: HAKKOギャラリー/工房
住所: 東京都新宿区新小川町8-26 八紘ビル5F
会期: 4月11日(土)〜5月2日(土)
時間: 平日 12:00-19:00 土 12:00-18:00
休廊日: 日、祝
入場料: 無料
HP: www.hakko-bijutsu.co.jp
「TOPコレクション Don’t think. Feel.」
川内倫子《M/E》2022 年 2 チャンネル・ヴィデオ
東京都写真美術館蔵
「TOPコレクション」展は、東京都写真美術館で所蔵する約39,000点のコレクションから注目作品をさまざまな切り口で紹介するエキシビションだ。AI 時代における「感触」をキーワードに、短編小説のような5つのセクションで構成。世界中で愛されたアクションスター、Bruce Lee (ブルース・リー) の言葉「Don’t think. Feel. (考えるな、感じろ。)」を主題に据えた第1室を出発点に、第2室「家族写真の歴史民俗学」、第3室「川内倫子〈Illuminance〉」、第4室「記憶の部屋」、第5室「イメージの奥にひそむもの」へ。「感じること」を根底に、各テーマにあった珠玉の作品群を紹介していく。今や私たちの生活に不可欠な存在になりつつある AI。そしてこの時代に本展が問うのは、「感じること」の重要性について。実際にものに触れ、人間ならではの感覚に思考を巡らせてみては。
会場: 東京都写真美術館
住所: 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
会期: 4月2日(木)〜6月21日(日)
時間: 10:00-18:00 *木・金は20:00まで ※入館は閉館30分前まで
休館日: 月 *月曜日が祝日の場合は開館、翌平日は休館。ただし5月4日(月祝)は開館。5月7日(木)は休館
観覧料: 一般 ¥700円 (¥560)、学生 ¥560 (¥440)、高校生・65歳以上 ¥350 (¥280) *( ) は有料入場者20名以上の団体、当館映画鑑賞券提示者、各種カード等会員割引料金
*中学生以下及び障害者手帳をお持ちの方とその介護者 (2名まで) 無料*第3水曜日は65歳以上無料
*4月2日(木)〜4月5日(日)は、「ウエルカムユース2026」キャンペーンで18歳以下無料
HP: topmuseum.jp











