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ステラ マッカートニーのマニフェスト「A to Z」 vol.3 マイカ・ルブテ
Stella McCartney
with Maika Loubté
model: Maika Loubté
photography & videography: michi nakano
stylist: ayano nakai
hair & makeup: keita iijima
video colorist: sota ito
text: manaha hosoda
edit: daisuke yokota & manaha hosoda
「未来への意思を指し示す設計図」AからZまでのアルファベットにブランドの信念を託した Stella McCartney (ステラ マッカートニー) のマニフェスト「A to Z」。ロックダウン中に誕生したこのコンセプトに共感した世界各国のアーティスト26名が、それぞれの解釈のもとオリジナリティ溢れるアートワークを作成した。そのうちの7作品がTシャツになって、各30枚のとびっきりエクスクルーシヴなリミテッドエディションでお目見え。売り上げは、それぞれのアートワークを手がけたアーティストが選んだ団体に寄付される。
この「A to Z」プロジェクトのローンチを祝して、TFPでは年齢も性別も違う個性豊かな顔ぶれとともにファッションシュートを敢行。それぞれが選んだアルファベットに紐付いて、Stella McCartney の魅力をクローズアップする。(第3回/全5回)
ステラ マッカートニーのマニフェスト「A to Z」 vol.3 マイカ・ルブテ
第3回に登場するのは、東京を拠点に国内外で活躍する日仏ハーフのシンガーソングライター/プロデューサー、マイカ・ルブテ。Stella McCartney のプレゼンテーションでもパフォーマンスを披露した経験を持つ。オタク気質を自称する彼女は、1日の大半を自宅のガレージを改装したスタジオ内で楽曲制作に向き合っている。そんな彼女の自然体の姿を今回は切り取った。
マイカ・ルブテが着るのは、広告イメージと言葉を組み合わせたアイロニカルな作品で知られるアメリカのコンセプチュアル・アーティスト Ed Ruscha (エド・ルシェ) による「X」のアートワークがプリントされたTシャツ。アーティストを象徴するグラフィックテキストをX型に重ねた作品が示すのは、「Kiss (キス)」。Stella McCartney 本人も締めくくりのサインとして好んで使うという、さりげない愛のメッセージだ。
幼い頃から洋服が好きだったという Stella McCartney にとって、ファッションは重要な自己表現のツール。その深い愛情を、サヴィル・ロウで本格的に学んだテーラリングが裏打ちする。袖を通せばイージーにフィットするシルエット、着心地の良さ。着る人のパーソナリティに寄り添うワードローブは、日常を少しだけ特別なものにしてくれる。