今週のTFP的おすすめ展覧会
TFP的
おすすめ展覧会
現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。
今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。
6/2026
戎康友「A Whole California Anthology 1993–2025」
写真家・戎康友による「A Whole California Anthology 1993–2025」は、30年間にわたる取材の中で切り取られてきた、カリフォルニアの断片を数々まとめた写真展。『Whole Earth Catalog (ホール・アース・カタログ)』の編集を務めた Lloyd Kahn (ロイド・カーン) や、孤高のレジェンドと評されるシンガー Neil Young (ニール・ヤング) をはじめ、作家 Richard Brautigan (リチャード・ブロティーガン) など、同氏が憧れた1970年代の空気を色濃く残す人物と、その周囲に流れる時間や空気を捉えた作品が並ぶ。どこかセンチメンタルだが、確かな手触りを持ったカリフォルニアの記憶。デジタルが主流になった現代だからこそ、写真を通じてその移り変わりを、新鮮な気持ちで堪能してみてほしい。本展にあわせて行った戎氏のインタビューも、ぜひチェックして。
会場: BOOK AND SONS
住所: 東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
会期: 5月28日(木)〜6月16日(火)
時間: 12:00-19:00
休館日: 水
HP: bookandsons.com
シュティファン・ドッター「RECORD」
ドイツ出身、現在は日本を拠点に活動するドキュメンタリー写真家 Stefan Dotter (シュティファン・ドッター)。本展では、アマゾン、ボルネオ、マダガスカルの自然生息地と先住民族コミュニティを記録した初のモノグラフ作品が展示される。世界で最も危機に瀕している熱帯雨林に暮らす先住民族コミュニティの声とニーズに声を傾け、森林破壊問題に取り組む非営利団体「Health In Harmony」。同団体の支援を受け、彼らの革新的な活動の軌跡を捉えた本作は、現代社会へ強いメッセージを投げかける展示となる。その真摯な探検の記録に、ぜひ会場で触れてほしい。
会場: flotsam books
住所: 東京都杉並区和泉1丁目10−7
会期: 6月6日(土)〜6月7日(日)
時間: 14:00-20:00
HP: flotsambooks.com
延命悠大「66」
1996年、埼玉生まれの写真家・延命悠大。そして、アメリカの原風景が広がる「ルート66」。延命が、2023年2月にこの象徴的な道をロードトリップし、風景とそこに流れる時間の移ろいを写し取ったエキシビションが開催される。旅の中で、見つけた何気ない景色や、空気。彼が写真家ではなく、旅人として記録したささやかな瞬間が会場には並ぶ。また、本展と同名の写真集もギャラリーにて展開される。会場に足を運ぶことで、ただ写真を見るだけでなく、まるで旅を追体験しているかのような感覚をもたらす空間となっている。ぜひ延命が歩んだ壮大なジャーニーを辿ってみてほしい。
会場: E2ギャラリー
住所: 東京都世田谷区駒沢4丁目14−13 2F
会期: 6月2日(火)〜6月12日(金)
時間: 13:00-19:00
HP: e2gallery.jp
「みんなでなにかをあつめている」
志萱⼤輔による長編初監督作品『猫を放つ』。7年にわたる期間を経て制作した、「幸せ」の輪郭を探す人々を描いた物語だ。本イベントは、その作品の世界観を多角的に体感できる場となっている。核となる昼の部では、7年間にも及ぶ製作期間中に監督本人が撮り溜めた写真、劇中から着想を得て生まれたエッセイやイラストレーションなどを展開。夜の部では、作品の世界観を音へと昇華させたアーティストたちによるライブ演奏も実施される。また、映画の制作背景やその過程を「記録と記憶」というテーマで編み直したオリジナルZINEも会場限定で発売。志萱⼤輔監督が記録した7年の歳月を、体感できる1日。作品を観た方はもちろん、観ていない方も、新しいカルチャーの入口としてこの空間を体験してほしい。
会場: gallery 光婉
住所: 東京都目黒区上目黒目黒1丁目3-9 藤屋ビル 4F
会期: 6月6日(土)
時間: 14:00-22:00
入場料: 14:00-18:30 *入場無料+1ドリンク制 (展示・マーケットタイム)
19:30〜22:00 *¥1,000+1ドリンク制、定員50名程度 (ライブタイム)
HP: hutpictures.jp











