Fashion
masami nagasawa

自由な心を解き放つパリ。長澤まさみとクロエ vol.3

前コレクションからクリエイティブ・ディレクターに就任した Chemena Kamali (シェミナ・カマリ) による Chloé (クロエ) の25年スプリングコレクション「ハイオクタン」は、ブランドの精神の真髄を思わせる豊かなエッセンスに富む、自由と壮大さに満ちたワードローブ。1960年代のニューヨークのアートシーンのエネルギーとアールデコの美学を融合し、現代的なひねりを加えている。インスピレーションを得たのは、Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) が1970年代に住んだアパートと、彼がアール・デコに魅了されたきっかけとなったサンジェルマン・デ・プレにある彼の以前の住居。それら二つのランドマークは、Andy Warhol (アンディ・ウォーホル) やHelmut Newton (ヘルムート・ニュートン)、Deborah Tuberville (デボラ・チューバーヴィル)、Guy Bourdin (ギー・ブルダン)、David Bailey (デイヴィッド・ベイリー) などといった名だたる一流クリエイターたちのプロジェクトの拠点ともなっていた。今回そのパリの街を舞台にクロエ・ウーマンを体現したのは、長澤まさみ。トップ女優として常に最前線を走り続けながら、フリーダムでエフォートレスなムードを纏う彼女の魅力が、Chloé の描くしなやかなフェミニニティと共鳴し合う (第3回/全5回)。

Read More

Select
save the duck

自然と人間の調和を目指して。堀田茜とセーブ・ザ・ダックが見つめるこれからの未来vol.3

2012年の創立以来、業界に先駆けて動物由来素材を一切使用しないサステナブル・ウェアを生み出してきたSAVE THE DUCK (セーブ・ザ・ダック)。「動物・環境・人に配慮した製品を作る」というブランドの理念は、今季のテーマである「The Forest (森)」においても、生き生きと表現された。イタリアでクマやオオカミが市街地に頻出するという社会問題を受けて、ブランドはブラウンやカーキ、ブルー、ニュートラルカラーといった森を連想させるカラーパレットを通し、「We All Bear Responsibility (私たち人間が皆で責任を負うこと)」というメッセージを伝えている。これまでの動物由来素材を一切使用しない製品づくりに加え、新商品にはリサイクル素材を積極的に採用するなど、循環型社会へのコミットメントに一層取り組む。 今回、そんな SAVE THE DUCK の最新コレクションを纏うのは、プライベートでも SDGsに高い関心を寄せる堀田茜。より良い地球の未来のために日々アクションを起こしている彼女が、都会から離れたある森の中、全身で自然を感じながら、コレクションに込められた想いを体現する。(最終回/全3回)。

Read More

Portraits
Elein Fleiss

「今、かつてなくファッションに夢中です」 埋もれた希望を探し続けるエレン・フライスのまなざし

Elein Fleiss(エレン・フライス)が雑誌『Purple Journal』の発行を休止した2008年、Elein はそれまで拠点を置いていたパリを離れ、ポルトガルでの生活を経て、2011年にフランス南西部にあるサン・アントナン・ノーブル・ヴァルという村に辿り着いた。10年後、その村で Elein はイギリス人アーティスト Andie Wilkinson(アンディー・ウィルキンソン)という新たな友人と出会い、2人で Le Batèl(ルベテル)という名のショップをオープンした。 今回の来日で、その村から Elein が携えてきたのは、友人である3人の女性を撮影した写真と、過去17年を振り返る日記のような文章、そしてオフホワイトのウールのヴィンテージ服だ。現在、代々木八幡にある「Vacant/Centre」と京都のギャラリー「Elbereth」の2箇所で展示されている(いずれも11月10日まで)。 個展スタート前日、Vacant の近所にあるカフェに集合して話を聞いた。TFPとしては6年ぶりとなるインタビュー。前回と同じく写真家の鈴木親のアレンジのもと、flotsam books(フロットサムブックス)店主の小林孝行と、『Cult* Magazine』(カルト)のリサタニムラが同席。移住して13年になる村のこと、世界を覆う狂気に対する感情、これまで愛した数々の、でも決して多くはないファッションやブランド遍歴にまで、話は途切れることなく広がっていった。

Read More

Find us on social

Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

News

Daily updates on what’s new in fashion,
beauty and culture.

Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

Fashion

Original fashion stories portrayed
in the digital era.

Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

Portraits

Interviews from the authorities of
different culture in the creative industry.

Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

History

Learn more about the brands’ background
from their icons.

Brands